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感染症対策国税庁、確定申告の受付期限を1カ月延長 新型ウイルス感染拡大の防止で
国税庁は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、所得税や個人事業主の消費税などの確定申告の受付期限を4月16日まで1カ月延長すると発表した。写真は2011年8月撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)
国税庁は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、所得税や個人事業主の消費税などの確定申告の受付期限を4月16日まで1カ月延長すると発表した。全国一律での延長は今回が初めて。振替納税の振替日についても延長する。
受付期限のさらなる延長については「新型コロナウイルスの拡大が収まらない場合は、その時点で判断したい」と説明した。
早めに申告したい人や、感染防止のため人混みを避けたい人、両者のニーズをくみ取るため「閉場」ではなく受付期限の延長を決めたという。
マイナンバーカードや居住地の税務署で発行するID・パスワードがあれば、インターネットでの申告(e―Tax)も可能。今後の対応の詳細については随時、国税庁HPなどで明らかにしていく方針だ。
(浜田寛子※)
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