最新記事

感染第2波

東京都、新型コロナウイルス新規感染206人 4日連続200人台、検査数に加え陽性率も高まる

2020年7月12日(日)21時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

写真は7月2日、都内で。EUTERS/Kim Kyung-Hoon

東京都は12日、都内で新たに206人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。
陽性者が4日連続で200人を超え、この1週間合計では1162人と感染拡大に歯止めがかからない状態だ。

東京都ではPCR検査の実施件数が増えているためとしているが、陽性率も11日基準で5.9%と高まっており、感染第2波が懸念される。

これで都内で確認された陽性者の合計は7927人、東京アラートを解除し休業要請などの規制を緩和した6月11日以降の陽性者は2264人となった。

この日確認された陽性者のうち、20代と30代が合わせて133人で全体の65%、また感染経路が不明な人は92人で44%を占めている。

これで都内で確認された陽性者の合計は7721人、東京アラートを解除し休業要請などの規制を緩和した6月11日以降の陽性者は2058人となった。

1都3県で感染者が増加、感染第2波の懸念

東京都では6月に入り徐々に感染者の数が増え出し、6月下旬から50人を超える日が続き、7月2日から6日間連続で100人を超えるようになっていた。8日は75人と2桁に下がったが、9日には再び3桁台、しかも過去最多の感染者数を記録。以降、4日連続で200人以上の感染者が確認されるようになっている。

連日100人を超える感染者が確認される背景として、新宿・歌舞伎町のホストクラブなど接待を伴う飲食店が従業員に対して集団検査を受けさせていることもあるが、PCR検査の陽性率は5月21日の0.8%から徐々に増え出しており、11日の時点で5.9%となっており、感染第2波が懸念されている。

また12日は、千葉県で浦安市の病院でクラスターが発生したことが確認されるなど、緊急事態宣言解除後で最高となる31人の陽性者が確認されたほか、埼玉県で31人、神奈川県で23人の陽性者が確認されており、規制緩和が進むとともに首都圏での感染が拡大していることを裏付ける形となっている。

東京都・新型コロナウイルス陽性患者数

 

東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計

 

PCR検査等の結果

 

感染者の現在の状況

*チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上
*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している
 

【関連記事】
・東京都、9日の新型コロナウイルス新規感染224人を確認 過去最多を記録
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・科学者数百人「新型コロナは空気感染も」 WHOに対策求める
・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.


20200714issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年7月14日号(7月7日発売)は「香港の挽歌」特集。もう誰も共産党を止められないのか――。国家安全法制で香港は終わり? 中国の次の狙いと民主化を待つ運命は。PLUS 民主化デモ、ある過激派の告白。

ニュース速報

ワールド

原油先物は下落、需要懸念や供給増で

ビジネス

トランプ米大統領の弟が入院、「容体厳しい」

ビジネス

中国、米国産原油の購入拡大 通商合意の検証控え=関

ワールド

仏コロナ感染者、3日連続で2500人超 パリが高感

MAGAZINE

特集:人生を変えた55冊

2020-8・11号(8/ 4発売)

コロナ自粛の夏休みは読書で自分を高めるチャンス──世界と日本の著名人が教える「価値観を揺さぶられた本

※次号は8/18(火)発売となります。

人気ランキング

  • 1

    マオリ語で「陰毛」という名のビール、醸造会社が謝罪 

  • 2

    モーリシャス政府が賠償請求 座礁事故「わかつき」の長鋪汽船に

  • 3

    「元徴用工」の主張に違和感を感じる人たち

  • 4

    「韓国・文在寅の最低賃金引き上げは失策」説を信じるな…

  • 5

    相模原障害者殺傷事件、心底恐ろしい植松聖死刑囚の…

  • 6

    ベトナム、日本には強硬だが、中国には黙る韓国政府…

  • 7

    韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪…

  • 8

    NTT-NEC提携「5Gでファーウェイに対抗」の嘘

  • 9

    日本が国安法の対象になりつつある香港民主派逮捕と…

  • 10

    北朝鮮、寧辺の核関連施設が洪水で被害か=38ノース

  • 1

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 2

    韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる

  • 3

    トランプTikTok禁止令とTikTokの正体

  • 4

    マオリ語で「陰毛」という名のビール、醸造会社が謝…

  • 5

    「元徴用工」の主張に違和感を感じる人たち

  • 6

    李登輝前総統の逝去報道──日韓の温度差

  • 7

    バイデン陣営はこれで「ターボ全開」? 副大統領候…

  • 8

    『レオン』が描いた少女の性と「男性目線」

  • 9

    モーリシャス政府が賠償請求 座礁事故「わかつき」の…

  • 10

    アメリカ北東部でコロナ感染が沈静化しているのはな…

  • 1

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 2

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず

  • 3

    中国から米国に「謎の種」が送りつけられている......当局は「植えないで」と呼びかけ

  • 4

    韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット …

  • 5

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 6

    宇宙観測史上、最も近くで撮影された「驚異の」太陽…

  • 7

    アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

  • 8

    戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

  • 9

    中国のスーパースプレッダー、エレベーターに一度乗…

  • 10

    【独占】押谷仁教授が語る、PCR検査の有用性とリスク…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月