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「MeToo」賛同で黒づくめの英アカデミー、キャサリン妃の苦渋の決断

2018年2月26日(月)17時20分
松丸さとみ

「失望」、「スマートな動き」など賛否両論

デイリー・メールによると、黒のドレスでなかったことで「失望した」との声が上がった一方で、王室の立場への理解を示す意見もあった。同紙が紹介したツイッターの中には、「これは政治的な問題ではなくて女性の問題なのに!」や、「他のみんなは黒を着たのに。女性への支持を示せないなら家にいればいい」、「他の女性がみんな黒を着ているのに最前列で緑を着るなんて恥ずかしくないのか」など、キャサリン妃が黒を着なかったことへの不満を表したものが多くあった。

その一方で、「ケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)のドレスについてコメントしている人、ファッションやドレスの色ではなく、問題の本質を考えるべき。大人になりなさい」という意見や、王室プロトコルを守らなければいけない中で小物を黒にしたことで、タイムズ・アップへの賛同をさりげなく示した「スマートな動きだ」とする意見もあった。

デイリー・メールは、キャサリン妃の黒のリボンとヒール、カバンは、男女不平等やセクハラに対抗する動きへの賛同を意味するのか、とケンジントン宮殿(キャサリン妃公邸)に問い合わせたところ、コメントを拒否されたと報じている。


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