最新記事

2016米大統領選

「トランプ勝利」世界に広がる驚き、嘆き、叫び

2016年11月9日(水)19時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

ニューヨークのヒラリー・クリントンの集会で結果を悲しむ支持者たち(11月9日) Lucy Nicholson-REUTERS

 激戦州とされていたフロリダ州(選挙人29)やオハイオ州(同18)、ノースカロライナ州(同15)をヒラリー・クリントンが落としたことが明白となり、来年1月20日の「ドナルド・トランプ大統領」誕生がほぼ確実となっている。

 あのブレグジット(英EU離脱)の時と同じ、「まさか」の事態。ソーシャルメディア上には、クリントン支持者、トランプ支持者、メディア関係者、あるいはこの世紀の一戦を見守っていた外国人たちの「驚きの声」がどんどん溢れだした。

【参考記事】ヒスパニックが多いフロリダ州で、トランプが逆転勝利した意味

「備えよ。メキシコ・ペソ下落11.54%、東京下落4.10%、香港下落3.46%、シドニー下落3.45%、ダウ先物下落3.88%」(エンジェル投資家のピーター・シャンクマン)




「なんてことだ。トランプがもしも言っていたとおりのことを行えば、2008年の世界恐慌がましに思えるぐらいの世界恐慌が訪れると言う経済学者が出てきたぞ」(本誌記者のカート・アイケンワルド)




米大統領選をカバーし続けてきた本誌ウェブコラムストの渡辺由香里さん




「トランプは議会抜きでは何も出来ないからパニックにならなくていいってみんな言うけど、議会の多数党は今も、今後も共和党」




「カナダ入管局のサイトがダウンした。ジョークではない。これが完全パニックモードに陥った今のアメリカ」(市民活動家のエリン・シュロード)




「カナダ国境からライブ中継中」




「やぁ。僕は今も反トランプだけど、クルーグマンのような傲慢なリベラルたちが大慌てするのは、正直、見ていて面白いよ」




「自分の国のことはもっと分かっていると心から思っていたが、こんなことになった。破綻国家になると警告していたはずだが...(1)」「...私自身、ただ共和党の過激主義なのではなく、大部分の国民に深い憎悪があることに気付いていなかった。これからどう前に進めばいいのか?(2)」(経済学者のポール・クルーグマン)



「これこそ本当のオクトーバー・サプライズ! 私たちはもう死んでいて、ここは地獄だった」




「もしトランプを侮辱したことがあるなら、インターネットから削除したほうがいい。彼は復讐心のクソ野郎だから」



「トランプ次期米大統領」




「今日トランプに投票した人は、自分のラティーノ、アフリカ系アメリカ人、LGBT、女性、イスラム教徒の友人に『あなたのことはどうでもいい』と伝えること」




「シンプソンズがまた預言していた」




「『自分の大統領じゃない』と叫ぶカリフォルニア大学サンディエゴ校の学生たち」




「レディー・ガガがニューヨーク市のトランプ・タワーの外でゴミ収集車に乗って抗議 "愛は憎しみに勝利する"」(レディー・ガガのニュースを配信するアカウント)


※ツイートの引用を追加しました(2016年11月9日17:45)
※ツイートの引用を追加しました(2016年11月9日19:00)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB、金利据え置き インフレ巡る「進展の欠如」指

ビジネス

米3月求人件数848.8万件、約3年ぶり低水準 労

ビジネス

米ADP民間雇用、4月は19.2万人増 予想上回る

ビジネス

EXCLUSIVE-米シティ、融資で多額損失発生も
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉起動

  • 4

    ポーランド政府の呼び出しをロシア大使が無視、ミサ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    米中逆転は遠のいた?──2021年にアメリカの76%に達し…

  • 7

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 8

    パレスチナ支持の学生運動を激化させた2つの要因

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    大卒でない人にはチャンスも与えられない...そんなア…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中