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日産が93万台リコール、ボンネット開く恐れ

ボンネットの掛け金の塗装が不適切なため、正常に機能しない恐れが

2016年2月1日(月)11時40分

1月29日、日産自動車は、世界で、2013─15年モデルの「アルティマ」約93万台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。2015年11月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

 日産自動車<7201.T>は29日、世界で、2013―15年モデルの「アルティマ」約93万台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。

 ボンネットのラッチ(掛け金)に使われたさび止めの塗装が不適切で、ラッチが正常に機能せず、走行中にボンネットが開く恐れがあるという。

 日産は2014年以降、同様の不具合で2回にわたりリコールを実施しているが、問題は解決されていなかったもよう。

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)はアルティマ所有者から苦情を受け取っていることを明らかにし、米国内で84万6000台をリコールする方針を示した。

 カナダ運輸省も2万4895台に影響が及ぶと発表した。

[29日 ロイター]

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