最新記事

教育

現役東大生249人がおススメ「これだけは読ませて損はない!」 わが子の頭がよくなるマンガBEST16

2021年11月4日(木)11時00分
布施川 天馬(現役東大生ライター) *PRESIDENT Onlineからの転載

東大生249人「これは読ませて損はない」マンガ6~11(全16作品)

●化学式や化学現象の解説が詳しい
『Dr.STONE』
稲垣理一郎 集英社

世界中の人間が石化した時代から数千年後を舞台に、石化から復活した高校生たちがパンをつくったり、携帯電話をつくったりして新たな文明をつくり上げるSFファンタジー。『少年ジャンプ』で連載中。「ゼロから科学の力で文明をつくり上げていくというマンガです。化学や物理の勉強になります」(理科二類2年)

『Dr.STONE』
 

●トリックで論理的思考が身につく
『名探偵コナン』
青山剛昌 小学館

あることをきっかけに小学生になってしまった高校生名探偵が難事件を解決する物語。「多様な事件のカギには、膨大な知識が入っています。さらには、トリックを追う論理的思考力もつきます。なにより、推理のセリフが長く、マンガを読んでいるだけで読解力が身につく」(文科三類2年)

『名探偵コナン』
 

●中国春秋時代の背景がわかる
『キングダム』
原 泰久 集英社

紀元前、古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に、主人公が天下を目指す。「史実に関して厳密性も追求されており、中国史に興味を抱くきっかけとなりうる」(文科三類1年)、「漢文の背景理解に役立つ」(理科二類1年)

『キングダム』
 

●古典作品を読む予備知識がつく
『あさきゆめみし』
大和和紀 講談社

平安時代に成立した紫式部が書いた『源氏物語』をマンガ化。「登場人物やストーリーをおさえられる」(文科一類1年)、「古典の世界が身近に感じられる。先取りに役立つ」(理科二類2年)

『あさきゆめみし』
 

●勉強に役立つ名言が印象的
『暗殺教室』
松井優征 集英社

生徒全員が暗殺者、標的は担任教師、という設定で展開されるギャグマンガ。「勉強の仕方がわかる」(文科三類1年)

『暗殺教室』
 

●世界の国々を擬人化
『ヘタリアWorld☆Stars』
日丸屋秀和 集英社

イタリアやドイツ、日本などそれぞれの国を一人の人間に見立てたコメディー。その国の人たちの気質や歴史上の偉人たちが楽しく学べる。「内容がシンプルに面白いし、その国ごとのイメージがつかみやすくなり、世界史が楽しくなります」(理科二類1年)

『ヘタリアWorld☆Stars』


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

トルコ・ギリシャ首脳が会談、ハマス巡る見解は不一致

ワールド

ロシア軍、北東部ハリコフで地上攻勢強化 戦線拡大

ビジネス

中国、大きく反発も 米が計画の関税措置に=イエレン

ビジネス

UBS、クレディS買収後の技術統合に遅延あればリス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 2

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 3

    年金だけに頼ると貧困ライン未満の生活に...進む少子高齢化、死ぬまで働く中国農村の高齢者たち

  • 4

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 5

    ブラッドレー歩兵戦闘車、ロシアT80戦車を撃ち抜く「…

  • 6

    自宅のリフォーム中、床下でショッキングな発見をし…

  • 7

    地下室の排水口の中に、無数の触手を蠢かせる「謎の…

  • 8

    アメリカでなぜか人気急上昇中のメーガン妃...「ネト…

  • 9

    あの伝説も、その語源も...事実疑わしき知識を得意げ…

  • 10

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 4

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 5

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 6

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 7

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 8

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 9

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加…

  • 10

    「終わりよければ全てよし」...日本の「締めくくりの…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中