最新記事

プロダクト

加熱式たばことクラフトジンの斬新なマリアージュ

2021年12月27日(月)17時05分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

<JTの「Ploom X」用たばこスティックの2銘柄、「メビウス・オプション・パープル」と「メビウス・オプション・イエロー」それぞれとマリアージュを奏でる、2種のクラフトジンが開発された>

マリアージュと言えば、誰もがワインと料理の組み合わせを思い浮かべる。デジタル大辞泉によれば、その定義は「結婚。婚姻。婚礼」もしくは「飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理についていう」だ。

つまり、必ずしも「ワインと料理」でなくていいわけだが、なんともユニークな「マリアージュ」がこの度、日本たばこ産業(JT)から提案された。8月に全国発売された同社の"次世代型"加熱式たばこ用デバイス「Ploom X(プルーム・エックス)」と、酒類業界で新たな潮流となりつつあるクラフトジンとのマリアージュだ。

背景には、11月下旬に発売された「Ploom X」用たばこスティックの2銘柄、「メビウス・オプション・パープル」と「メビウス・オプション・イエロー」の存在がある。

天然メンソールを100%使用した爽快な味わい、そして、フィルターに内蔵されたカプセルを手で潰すことで広がる華やかな香りが印象的な「オプション」シリーズは、紙巻たばこの国内ナンバーワンブランド、メビウスの中でも高い支持を得る人気銘柄だ。

それらの特徴は、「Ploom X」用たばこスティックになってもそのまま。加えて「パープル」ではベリー、「イエロー」ではシトラスという豊かなフレーバーが香り立つ。いや、「Ploom X」が搭載する、空気の流れに着目した新発想の加熱技術「HEATFLOW」による確かな吸い応えが、香り立ちと味わいをより際立たせているかのようだ。

この「メビウス・オプション」2銘柄の発売を記念して造られたのが、オリジナルのクラフトジンなのである。

webbusiness20211227-mariage-2.jpg

(左から)「#0513 Purple Moon」、「メビウス・オプション・パープル」税込570円、「Ploom X」税込3,980円、「メビウス・オプション・イエロー」税込570円、「#0216 Yellow Breeze」

オリジナルレシピによる2種のクラフトジン

JTと共にユニークな試みに挑んだのは、2018年春、札幌の紅櫻公園内に開設されたクラフトジンメーカー「紅櫻蒸溜所」。

「自由な世界、自由な発想、自由な価値観を」というコンセプトのもと、北海道産の原材料を多く使うことで表現した個性的な味わいは、キャセイパシフィック香港インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション2018で金賞を受賞するなど、既に世界の舞台で高い評価を得ている。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米ISM非製造業総合指数、4月は49.4 1年4カ

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想下回る 賃金伸び鈍化

ワールド

欧州委、中国EV3社に情報提供不十分と警告 反補助

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想以上に鈍化 失業率3
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中