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現代自動車、第4四半期は57%増益 中国・北米の販売増を予想

2021年01月26日(火)19時26分

 韓国の現代自動車が1月26日発表した2020年第4・四半期決算は57%の増益となった。写真は2019年北米自動車自動車ショー。2019年1月にデトロイトで撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[ソウル 26日 ロイター] - 韓国の現代自動車が26日発表した2020年第4・四半期決算は57%の増益となった。利益率の高いスポーツ用多目的車(SUV)や高級車ブランド「ジェネシス」の販売が好調だった。

ただ、ウォン高の進行を受けて、純利益は市場予想をやや下回った。ウォンは第4・四半期に対ドルで約7%上昇した。

同社は2021年の中国・北米販売が増加するとの見通しも表明。中国販売は28%増の56万2000台、北米販売は12%増の90万9000台を見込んでいる。新モデルの電気自動車(EV)とSUVの投入が寄与する見通しという。

第4・四半期の北米の販売は2%減少した。

同社の幹部は「米国で新モデルを投入する準備ができており、市場シェアを今年4.8%に拡大することを目指す」と発言。

同幹部によると、昨年の米市場シェアは小幅に拡大し、4.4%となった。販売は10%落ち込んだものの、SUV「パリセード」とEV「コナ・エレクトリック」が寄与したという。

中国では、セダン「ミストラ」のEVモデルを今年投入する計画。

<第4・四半期は2017年以降で最高益>

第4・四半期の純利益は1兆3000億ウォン(11億8000万ドル)。少なくとも2017年初め以降で最高となった。前年同期は8040億ウォン。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は平均1兆5000億ウォンだった。

売上高は5%増の29兆2000億ウォン。全体の販売台数は新型コロナウイルスの流行に伴う景気低迷で5%減少した。

KTB投資証券のアナリストは「現代の第4・四半期の業績は好調だった。特に米国では、新型コロナウイルスの流行や安価なガソリン価格を受けて、公共交通機関の利用が減り、SUVなど平均販売価格の高い乗用車の需要が拡大した」と述べた。

2020年は、新型コロナの流行にもかかわらず、インドなど新興国で販売が拡大した。

アナリストによると、高級車の販売は依然として好調だが、レンタカー会社向けの大口販売は低迷が続いている。

現代自動車は、EVにも力を入れており、製造時間とコストを削減するため、EV専用のプラットフォームを2021年初めに導入する計画を明らかにしている。

同社のEV「コナ・エレクトリック」は、バッテリーの出火でリコール(無償の修理・回収)を迫られたが、アナリストは今年の同社のEV販売が伸びると予想している。

一部の報道によると、現代自動車はEVとバッテリーの開発で米アップルとの提携を協議している。

現代自動車株は今月30%以上上昇。この日の取引では約3%下落した。

*業績予想の情報を追加しました。

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