コラム

横暴な中国の「サラミ戦術」に今こそ対抗せよ

2020年09月11日(金)11時47分

「現在の中国は、国内では一層権威主義化し、国外では自由を攻撃し敵視している」

「自由世界は新たな専制国家に打ち勝たなくてはならない」

国際社会は「対中包囲網」の構築へと舵を切っている。そんななか、世界第3位の経済大国で、中国の隣に位置する日本の役割は、極めて大きなものになる。

「中国の夢」は「世界の悪夢」。これまで中国の横暴をしぶしぶ見過ごしたり、あえて見て見ぬふりをしてきた国際社会は、もはや目の前の現実を正視せざるを得なくなった。

近年、「日中新時代」という言葉を使って模索されてきた日中関係も、結局は儚(はかな)い「幻想」だったのではないか。

中国は明らかにやり過ぎた。ルビコン川をついに渡ってしまった。

そう、スライスし過ぎたのだ。

<2020年9月8日号掲載>

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プロフィール

早坂 隆

ノンフィクション作家、ジョーク収集家。著書に『世界の日本人ジョーク集』『新・世界の日本人ジョーク集』(共に中公新書ラクレ)、『指揮官の決断――満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』『ペリリュー玉砕――南洋のサムライ・中川州男の戦い』(いずれも文春新書)、『すばらしき国、ニッポン』(文響社)など。最新刊は『昭和史の声』(飛鳥新社)。

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