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ロシア、英外交官23人国外退去と総領事館閉鎖へ 神経剤事件報復措置

2018年3月19日(月)11時32分

3月17日、ロシア当局は、英国の外交官23人の国外退去処分を発表した。写真はロシアのプーチン大統領。18日にモスクワで撮影(2018年 ロイター/Sputnik Photo Agency)

ロシア当局は17日、英国の外交官23人の国外退去処分を発表した。英南部で元二重スパイのロシア人男性とその娘に神経剤が使用された事件を巡り、英国は14日にロシア外交官23人に対する国外退去を発表しており、今回のロシアの対応は報復措置となる。

ロシアはまた、英文化機関ブリティッシュ・カウンシルの活動停止と在サンクトペテルブルクの英総領事館の閉鎖も発表した。

ロシア外務省は、英国の「挑発的行為と根拠のない非難」への対応だと説明。英国がさらなる「非友好的な措置」を取った場合は一段の対抗策を講じる用意があるとした。

ロシア外務省は、英外交官23人は1週間以内に出国する必要があるとした。

[モスクワ 17日 ロイター]


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