最新記事

ファッション

「着る/知る」プレミアムフライデーに最適なビンテージテイストのスリムチノパン

2017年1月3日(火)10時25分
高橋一史 ※Pen Onlineより転載


.歩きやすく快適なパンツ選びを。

.


 セレクトショップや百貨店で取り扱われる代表的なパンツブランドが、「PT01」、「インコテックス(INCOTEX)」、「GTA(ジーティーアー)」です。どれもイタリアブランドで、トラッドファンやモード好きでも、パンツだけはこれらの中から選ぶというリピーターが多い人気者です。ファッションメディアではよく"美脚パンツ" と称され、確かに形が美しく脚長に見えるのが特長の一つ。ですがここでは、道具としての優れた機能面に着目しようと思います。イタリアのパンツを穿くメリットは主に、

1. 穿き続けてもウエストがずり落ちない。
2. ポケットが多く収納力がある。
3. スリムでもしゃがめるほど動きやすい。

 それぞれのポイントを見ていきましょう。

(参考記事:この秋冬、目元を彩るのにふさわしい「フォーナインズ」の新作に注目です。

newsweek_20161227_153645.jpg

PT01の織りネーム。

newsweek_20161227_153715.jpg

ウールパンツ。¥39,960 PT01(PT JAPAN TEL:03-5485-0058)


(参考記事:共同醸造所の伝統の中で生き残った、一升瓶の甲州ワイン

 前ページでもご紹介したPT01は、色彩や形が豊かで、カジュアルからドレスまで幅広く展開しています。時代感覚を捉えることに長けたモダンなブランドといえるでしょう。上写真のドレッシーなスラックスは、仕立ても凝った一本。腰裏(=マーベルト)が何層も重ねられ、「ウエストがずり落ちない」ようになっています。タックインしたシャツが摩擦で固定され、ずるずるとはみ出すこともありません。背中の中央がV字型にカットされているのは、腰をかがめたときの運動量確保の工夫。ファスナー周りに持ち出し(=天狗)をつけ、ボタンタブを幾重にも取り付け、安定したホールドを実現させています。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場

ビジネス

中国工業部門企業利益、1─3月は4.3%増に鈍化 

ビジネス

米地銀リパブリック・ファーストが公的管理下に、同業

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年2月以来の低水準
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ」「ゲーム」「へのへのもへじ」

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 6

    走行中なのに運転手を殴打、バスは建物に衝突...衝撃…

  • 7

    ロシア黒海艦隊「最古の艦艇」がウクライナ軍による…

  • 8

    ロシア軍「Mi8ヘリコプター」にウクライナ軍HIMARSが…

  • 9

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中