最新記事

ハリウッド

「ハン・ソロとレイア姫」の不倫を女優本人が暴露

2016年11月16日(水)16時37分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

2015年、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開時のハリソン・フォード Mario Anzuoni-REUTERS

「平日はハンとレイア、週末はキャリーとハリソンだった」と、1977年公開の映画『スター・ウォーズ』のレイア姫役でブレイクした女優キャリー・フィッシャー(60歳)は、ピープル誌の独占インタビューに答えた。

 フィッシャーは22日に発売予定の回顧録『The Princess Diarist』で、1976年にロンドンで大ヒットシリーズの第1作を撮影していた際、ハン・ソロ役のハリソン・フォード(74歳)と不倫していたことを暴露。フィッシャーは当時19歳の新米女優。フォードは34歳で、妻との間に2人の子供がいた。

 ジョージ・ルーカス監督の誕生日パーティーの後、ワインで酔ったフィッシャーをフォードが車で送った後に、2人は最初の関係を持った。フィッシャーは、フォードはあまりテクニックに長けていないと思ったそうだが、「とてもハンサム」で、彼女自身「キスが下手だし、性経験がなかった」ので気にしなかったという。

 最初のセックス後、不安な気持ちに苛まれたが「彼はどこか信用できた」と、フィッシャーはピープル誌に語る。「優しかったから」

 暴露本によれば、その後、2人の関係は3カ月続き、フィッシャーはフォードに愛されようと努力もしたが、結局、ロンドンでの撮影終了と共に関係は終わったという。とはいえ、今では彼女にとって懐かしい思い出であるようだ。

 フィッシャーは暴露本で当時の日記の一部を公開しているが、1999年に『エピソード1』の公開に合わせて本誌に寄稿した"思い出話"にも、こんな思わせぶりな記述があった。


 客席では、観客が『エピソード1』の予告編に沸いている。これを見ると、前の3部作がいかにも古くさく見える。遠い遠い昔の映画のように......。

 それで私は思い出した。ハリソン・フォードが今のようなスターになる前に、彼に夢中になったことを。最初の『スター・ウォーズ』で共演したとき、私は19歳で彼は34歳だった。当時の日記には、こんなことが書いてある。

「人間なんかに恋しないで、椅子に恋をしなきゃ。椅子には、人間のもつすべてがある。ちょっと控えめなだけ。でも、それこそ私が必要なもの。感情も知的な反応もぬくもりも、みんな控えめ。控えめな同意、忍耐、反応。控えめなほうがかえって楽しい。そうよ、椅子を愛そう。家具を愛して心を満たさなきゃ」

 フィッシャーが、あの若き日の恋を公にするのは時間の問題だったのかもしれない。実際、英デイリー・メールのオンライン版によれば、2人の関係はハリウッドで長らく噂になっていたという。

 2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、32年ぶりにレイア姫、ハン・ソロとして再共演したフィッシャーとフォード。作中では一度は結ばれ、息子をもうけていた設定になっていたが、今回の暴露本でファンは再び、あのレイア姫とハン・ソロを思い出すだろう。

【参考記事】【再録】レイア姫が語った『エピソード4』の思い出

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年1月以来の低水準

ワールド

アングル:コロナの次は熱波、比で再びオンライン授業

ワールド

アングル:五輪前に取り締まり強化、人であふれかえる

ビジネス

訂正-米金利先物、9月利下げ確率約78%に上昇 雇
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 7

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 8

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 9

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 10

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中