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EU主要8カ国で国民の約半数が加盟継続めぐる投票望む

投票できるならEU離脱を選ぶとの回答が全体の3分の1に

2016年5月9日(月)19時53分

5月9日、調査会社イプソス・モリの世論調査で、EU主要8カ国の国民の45%が、英国と同様、EU加盟継続の是非を問う投票を希望していることが分かった。写真はブリュッセルんの欧州議会本部で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Yves Herman)

 調査会社イプソス・モリが9日発表した世論調査で、欧州連合(EU)主要8カ国の国民の45%が、英国と同様、EU加盟継続の是非を問う投票を希望していることが分かった。

 調査は3月25日から4月8日にベルギー、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、ポーランド、スペイン、スウェーデンで6000人以上を対象にオンラインで実施された。

 その結果、投票できるならEU離脱を選ぶとの回答が全体の3分の1に達した。国別では、イタリアの48%、フランスの41%が高く、ポーランドとスペインは各22%、26%で低かった。

 また、6月23日の投票で英国民がEU離脱を選ぶと予想した回答者が全体で49%に上り、英国内の調査結果(35%)を上回った。

 一方、英国がEUを離脱した場合、EU経済が損なわれると予想した回答は51%、英国経済を損なうと予想した回答は36%だった。

[ロンドン 9日 ロイター]


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