最新記事

映画俳優

茶色いシミに黄ばみ... カンヌ登場のジョニー・デップ、大絶賛の演技以上に注目集めた歯の状態

2023年6月1日(木)16時15分
千歳香奈子
ジョニー・デップ

カンヌ国際映画祭でのジョニー・デップ(5月17日) Eric Gaillard-REUTERS

<特別チームが身なりを整えて送り出したと報じられたが、短時間で歯の色までは変えられず>

【写真】「気分が悪くなった」とまで酷評されたジョニー・デップの黄ばんだ歯

90年代に放送された歯磨き粉のテレビCMでおなじみの「芸能人は歯が命」というフレーズは流行語大賞にもなった名言だが、洋の東西を問わずハリウッドでも真っ白いキレイな歯は命だ。

誰もが憧れる白い歯はハリウッドスターの象徴のはずだが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで人気のジョニー・デップを巡って、「歯が汚い」「気持ち悪い」と炎上する騒ぎが起きている。

大絶賛された演技以上にファンの注目を集めるほど

2017年に離婚が成立した女優アンバー・ハードへのDV疑惑でハリウッドから干されていたジョニーは、フランス国王ルイ15世を演じた『ジャンヌ・デュ・バリー(原題)』を引っ提げて、5月16日に南仏で開幕した第76回カンヌ国際映画祭に登場。

互いに身体的虐待を主張して泥沼の訴訟合戦を繰り広げた昨夏の名誉毀損裁判に勝訴して以降、イギリスの田舎町でひっそり暮らしていたジョニーの表舞台復帰とあり、レッドカーペットは大きな注目を集めた。

オープニングを飾った『ジャンヌ・デュ・バリー』は、7分ものスタンディングオベーションを巻き起こして大喝采を浴び、感極まったジョニーが涙を見せる場面もあったが、大絶賛された演技以上にファンの注目を集めたのは黄色く変色した歯だった。

過去にも指摘されていた

ディオールのカスタムメイドのタキシードを着用して登場したジョニーは、監督や共演者らと笑顔で写真撮影に応じたものの、口元からはお世辞にもキレイとは言えない茶色いシミがついて黄ばんだ歯がのぞいていた。

ネットには「歯が腐っている」「見ていて気分が悪くなった」と不快感を示すコメントが殺到。「見たくないから(アップの写真を)投稿しないで」「写真を見るたびに、歯磨きし、デンタルフロスを使い、舌磨きをしたくなる」と書き込むユーザーもおり、歯の汚れが許せないファンが続出した。過去にも喫煙やアルコールが原因で歯が黄ばんでいると指摘されたことがあり、その後もホワイトニングなどお手入れを怠ったまま現在に至ってしまったようだ。

2000年代にはピープル誌が選ぶ「世界で最も美しい男性」に2度選ばれ、個性派イケメンとして女性ファンを虜にしてきたが、歯以外にもここ数年は顔太りで昔の面影がなくなるほど劣化し、無精ひげも相まって「浮浪者」のようだと揶揄されたこともあり、レッドカーペット登場に際して「身綺麗にさせる」特別チームが存在していたという。

【20%オフ】GOHHME 電気毛布 掛け敷き兼用【アマゾン タイムセール】

(※画像をクリックしてアマゾンで詳細を見る)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

パリのソルボンヌ大学でガザ抗議活動、警察が排除 キ

ビジネス

日銀が利上げなら「かなり深刻」な景気後退=元IMF

ビジネス

独CPI、4月は2.4%上昇に加速 コア・サービス

ワールド

米英外相、ハマスにガザ停戦案合意呼びかけ 「正しい
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われた、史上初の「ドッグファイト」動画を米軍が公開

  • 4

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    ナワリヌイ暗殺は「プーチンの命令ではなかった」米…

  • 10

    目の前の子の「お尻」に...! 真剣なバレエの練習中…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 9

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 8

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中