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タイのコロナワクチン接種、第1段階で1900万人目指す=首相

2021年01月28日(木)13時09分

 タイのプラユット首相は27日、2月14日に開始する新型コロナウイルスワクチン接種の第1段階では1900万人への接種を目指すと表明した。バンコクで昨年11月代表撮影(2021年 ロイター)

[バンコク 27日 ロイター] - タイのプラユット首相は27日、2月14日に開始する新型コロナウイルスワクチン接種の第1段階では1900万人への接種を目指すと表明した。同国では政府のワクチン配布ペースが遅いとの批判が出ている。

首相はまず英アストラゼネカのワクチン5万回分から始めるとしたが、第1段階の具体的な日程は明らかにしなかった。

タイは5月までに、アストラゼネカから15万回分のワクチン供給を受ける予定。

首相は政府ウェブサイトに掲載された動画で、コロナ関連の問題を国民が期待する速さで解決できていないことを陳謝。その上で、「互いに責め合っていても問題は解決しない」と述べた。

接種を目指す1900万人中1100万人が60歳以上、610万人が基礎疾患保有者になるという。このほかに、コロナ関連業務にかかわっている政府職員1万5000人と医療従事者に対し、170万回分のワクチンが確保される。

一方首相は、18歳未満の人と妊婦は接種対象外と説明した。

タイの18歳未満の年齢層は、人口全体の5分の1程度を占めている。

ロイター
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