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米州全域でコロナ拡大、制限緩和なら昨年より状況悪化も=PAHO

2021年01月14日(木)04時29分

世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は13日、米州ほぼ全ての国で新型コロナウイルス感染者数が急増しており、制限措置を緩和すれば、「2021年の状況は昨年から一層悪化する恐れがある」と警告した。ブエノスアイレスで12日撮影(2021年 ロイター/AGUSTIN MARCARIAN)

[メキシコ市 13日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は13日、米州ほぼ全ての国で新型コロナウイルス感染者数が急増しており、制限措置を緩和すれば、「2021年の状況は昨年から一層悪化する恐れがある」と警告した。

エティエンヌ事務局長は、ワクチン接種が始まっているものの、感染はカナダからアルゼンチンまで全域で急拡大しており、とりわけカリブ海諸島での状況は深刻と述べた。さらに南米では、感染者が減少傾向にあったチリやアルゼンチンを含む全ての国で過去数週間に感染者が増加したと指摘した。

ロイター
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