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EU大統領、合意なき英離脱に警戒 希望失わず協議継続
10月15日、欧州連合(EU)のトゥスク大統領は、英国が条件などで合意しないままEUを離脱する可能性が高まっているとの認識を示し、加盟各国はこうした事態に備える必要があるとの考えを示した。 写真はロンドンで英国のEU離脱に抗議する人々。11日撮影(2018年 ロイター /Henry Nicholls)
[ブリュッセル 15日 ロイター] - 欧州連合(EU)のトゥスク大統領は15日、英国が条件などで合意しないままEUを離脱する可能性が高まっているとの認識を示し、加盟各国はこうした事態に備える必要があるとの考えを示した。
EUは17─18日に首脳会議を開催。トゥスク大統領によると、初日の夕方に英国のメイ首相が離脱方針について他の27カ国に説明し、その後、27カ国の首脳でバルニエEU首席交渉官の助言に基づき今後の交渉の進め方を討議する。
トゥスク大統領は首脳会議への招待状で「合意なき離脱に向け準備を進めているとの事実が、いかなる状況下でも、最善の合意を目指す取り組みを阻害するようなことがあってはならない。われわれは諦めない」と表明。「一部の予想よりも(交渉は)困難になっているが、双方に交渉を継続する意思があるため、希望と決意を失うことがあってはならない」とした。
*写真を追加しました。
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