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日経平均は反発、209円高 米休場で買い一巡後は伸び悩み

2022年01月17日(月)16時02分

 1月17日、東京株式市場で日経平均は反発した。写真は東京証券取引所の様子。2020年10月に撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。前週末の米国株式市場で、ハイテク株比率の高いナスダック総合が上昇した流れを引き継いだ。ただ、きょうの米市場がキング牧師生誕日の祝日で休場となるため、買い一巡後は様子見ムードが強まり、伸び悩む展開となった。

日経平均は反発スタート後も上げ幅を拡大し、一時325円71銭高の2万8449円99銭で高値を付けた。米株高のほか、前週末に350円超安となった下落から自律反発狙いの買いが先行したが、2万8500円手前で高値を付けた後は伸び悩み、後場は2万8300円台での小動きに終始した。

取引時間中に発表された中国の2021年第4・四半期国内総生産(GDP)は前年比4.0%増加となった。伸び率は市場予想を上回ったが、1年半ぶりの低水準で、相場への影響は限定的だった。

市場では「国内独自の材料に欠けるため買いづらいが、中国の統計などが堅調なので特に売る必要もない。小型株の一角も買われており、個人投資家の物色意欲は強い」(国内証券)との声が聞かれる。

TOPIXはも反発し0.46%高の1986.71ポイント。東証1部の売買代金は2兆3178億6400万円と低調だった。東証33業種では、鉱業、ゴム製品、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などの26業種は値上がり。鉱業、海運業、保険業などの7業種は値下がりした。

個別では、ファーストリテイリングが続伸して1.86%高となり、日経平均を42円ほど押し上げた。その他、東京エレクトロン、オリンパスなどもしっかり。トヨタ自動車は上場来高値を更新した。

半面、オムロンや資生堂、エムスリーはさえなかった

東証1部の騰落数は、値上がりが962銘柄(44%)、値下がりが1120銘柄(51%)、変わらずが103銘柄(4%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28333.52 +209.24 28332.72 28,274.18─28,449.99

TOPIX 1986.71 +9.05 1987.32 1,983.71─2,000.16

東証出来高(万株) 99587 東証売買代金(億円) 23178.64

ロイター
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