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東京マーケット・サマリー(17日)
<外為市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112円前半。株高が勢いづく場面では円が売られたものの、上げ幅を縮小すると円が買われた。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国市場で主要株価3指数が2%を超す上昇となった流れを引き継ぐ形で買いが先行。上げ幅は一時400円を超え、2万3000円に接近した。東証1部銘柄の9割超が上昇する全面高商状となったが、高値圏では戻り売りに押された。短期筋による先物への買い戻しも徐々に一服感がみられ、指数は伸び悩んだ。
東証1部騰落数は、値上がり1950銘柄に対し、値下がりが119銘柄、変わらずが40銘柄だった。
<短期金融市場> 17時14分現在
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.061%になった。積み期序盤で資金調達意欲が弱く、マイナス0.03─マイナス0.086%とやや広めのレンジで取引された。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物中心限月12月限は前日比3銭高の150円19銭と小反発して引けた。リスクオフの流れが一服し、日経平均が連日の大幅高となったことで、朝方は売りが先行した。もっとも下値を売る動きはみられず、午後にかけて持ち直した。日銀の国債買い入れで中期と長期の底堅い需給を確認したことも買い戻しを誘った。
現物市場は盛り上がりに欠く展開だったが、超長期ゾーンなどに引けにかけて小口の押し目買いが観測された。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.145%。