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パラリンピックもいいけれど実用的な障がいアシストを競う「サイバスロン」にも注目せよ!

2016年9月6日(火)18時20分
ケイト・ローレンス ReadWrite[日本版]編集部

 新しく実用的なアシスト技術を開発するためのプラットフォームを提供し、障がい者たちが抱える障壁を取り払うことがサイバスロンの趣旨だ。人をサイボーグにするものではないが、世界でもっとも画期的なアシスト技術に関わる機会でもある。

【参考記事】義足ランナー「彼の義足は長過ぎる」

 つい先月、我々日本人の多くの関心を集めた障がい者の「感動ポルノ」という過激な言葉があるが、そんな言葉なんて頭からすっぽ抜けてしまうくらいにこの大会のコンセプトはかっこいい。我々も言葉に踊らされてばかりではいられないはずだ。

 来る2020年に開催される東京五輪に限らず、これが未来のパラリンピックにどう影響を与えるか。また、これら技術が人々やスポンサーからどのような注目を集めるのか興味深いところである。

 ※本稿のすべての写真はETH Zurichおよびアレッサンドロ・デラ・ベッラに帰属する。ETH Zurichはサイバトロンの設立者であり企画者。

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