Picture Power

【写真特集】カンボジアに狂乱を呼ぶチャイナマネー

CHINA MONEY ADDICTION

Photographs by JOHN VINK

2019年04月04日(木)20時00分

ppcambodia02.jpg

18年7月の下院選のため政府が制定した連休に、地元へ帰る都市部の出稼ぎ労働者たち


ppcambodia03.jpg

コーピッチの隣接地区で中国企業が手掛ける高層ビルの建設予定地


ppcambodia04.jpg

反政府組織クメール・ルージュの降伏と地位保全で、内戦終結を導いたフン・センの「ウィン・ウィン政策」の記念碑建設が進む


ppcambodai05.jpg

プノンペンにある日本のイオンのショッピングモールで、従業員は売り場に出入りするたびお辞儀をするよう指導されている


ppcambodia06.jpg

南部の港湾都市シアヌークビルのカジノ従業員。リゾート開発が進むこの都市にはカジノが続々と建てられ「第2のマカオ」と呼ばれる


ppcambodia07.jpg

土曜夜のコーピッチでトヨタの特別仕様車を止め、食事を取る若いカップル


ppcambodia08.jpg

周囲をフェンスなどで囲んだ富裕層向けの住宅地「ゲーテッド・コミュニティ」の建設がプノンペン郊外で進む


ppcambodia09.jpg

プノンペンの水路には汚水が漂う。日本の援助で下水網の改善が進むものの、大雨の後には大量のプラスチックゴミなどが詰まって汚水があふれることも


ppcambodia10.jpg

シアヌークビルの通りを散歩する中国人。この3年ほど中国からの投資が急増し、カジノのほか地元の小売店も中国系に変わってきている


ppcambodia11.jpg

ダイアモンド・アイランドの異名を持つコーピッチでは、夜になると付近の住民が集まってきて思い思いの時間を過ごす

Photographs by John Vink-MAPS

撮影:ジョン・ヴィンク
1948年、ベルギー生まれ。ブリュッセルの大学で写真を学ぶ。80年代半ばから世界各地の難民をテーマに長期取材をした作品が高い評価を受けた。00~16年、カンボジアを拠点としてクメール・ルージュ裁判やさまざまな社会問題を取材。97~17年、マグナム・フォト所属。ブリュッセル在住

<本誌2018年10月23日号掲載>

「Picture Power」の過去記事(2010年3月~2018年6月)の一覧はこちら

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米コロンビア大、反イスラエルデモ参加者が建物占拠 

ワールド

G7エネ相、石炭火力35年までの廃止で合意 日独に

ビジネス

ユーロ圏成長率、第1四半期は予想上回る伸び 景気後

ビジネス

インタビュー:29日のドル/円急落、為替介入した可
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    衆院3補選の結果が示す日本のデモクラシーの危機

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 7

    「瞬時に痛みが走った...」ヨガ中に猛毒ヘビに襲われ…

  • 8

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 9

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 10

    日銀が利上げなら「かなり深刻」な景気後退──元IM…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 8

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 9

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 8

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story