ニュース速報
ワールド

バイデン大統領は「ゲシュタポ政権」運営、トランプ氏が非難

2024年05月06日(月)15時10分

米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領(写真)は4日、フロリダ州の私邸で開いた献金者向けイベントで、バイデン大統領が「ゲシュタポ(ナチスドイツの秘密警察)政権」を運営していると非難した。3日の裁判所前での代表撮影。(2024年 ロイター)

Doina Chiacu

[ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領は4日、フロリダ州の私邸で開いた献金者向けイベントで、バイデン大統領が「ゲシュタポ(ナチスドイツの秘密警察)政権」を運営していると非難した。

また、自分に対する起訴は政治的な動機によるものだと改めて主張した。複数の米メディアが録音された発言を確認した。

米紙ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが聞いた録音によると、トランプ氏はバイデン政権について「彼らはゲシュタポ政権を運営している」とし、「彼らはそれが勝つための唯一の手段だと考えているが、実際には彼らに大きな打撃になっている」などと述べた。

ホワイトハウスのベイツ報道官は声明で、トランプ氏がファシストのレトリックに共鳴し、「ネオナチと昼食を共にし、虚偽の陰謀論を扇動している」と非難。「バイデン大統領はわれわれが共有する民主的価値と法の支配を軸に米国民をひとつにまとめている。このアプローチにより、過去50年で最も大幅な暴力犯罪削減を実現した」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英労働党党首、パレスチナ国家承認の意向 和平プロセ

ワールド

中国工業部門利益、1─4月は4.3%増で横ばい 4

ビジネス

欧州統括役に重本氏、青森支店長に益田氏・新潟は平形

ビジネス

ECB、利下げ開始の用意ある─レーン専務理事=FT
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:スマホ・アプリ健康術
特集:スマホ・アプリ健康術
2024年5月28日号(5/21発売)

健康長寿のカギはスマホとスマートウォッチにあり。アプリで食事・運動・体調を管理する方法

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 2

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    カミラ王妃が「メーガン妃の結婚」について語ったこ…

  • 5

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 6

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 7

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 8

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 9

    胸も脚も、こんなに出して大丈夫? サウジアラビアの…

  • 10

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 3

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気を失った...家族が語ったハマスによる「拉致」被害

  • 4

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 5

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃…

  • 6

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 7

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 10

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像を…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中