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米ペイパルが通期利益見通し上方修正、ブランド化事業てこ入れへ
2024年05月01日(水)10時47分
米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスが4月30日発表した2024年12月期(通期)の調整後利益伸び率見通しは「1桁台半ばから後半」で従来の横ばいを上方修正した。写真は同社のロゴ。2021年9月撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
Manya Saini
[30日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスが30日発表した2024年12月期(通期)の調整後利益伸び率見通しは「1桁台半ばから後半」で従来の横ばいを上方修正した。
第1・四半期の決済処理総額は14%増の4039億ドル、純売上高は10%増の77億ドルだった。
ペイパルを巡っては、個人間送金アプリ「ベンモ」などブランド化された事業が投資家の不安要素になっている。
ただアレックス・クリス最高経営責任者(CEO)は、今後ブランド化事業の成長てこ入れ策を強化し、収益力を高めていく方針を表明。また徹底した経費節減にも取り組む姿勢を強調した。