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シリア内戦

15歳で戦場ジャーナリストになった少年が伝えるシリアの人々の苦しみ

A Young War Reporter’s Hopes

2021年10月1日(金)18時12分
ムハマド・ナジェム(シリア出身のジャーナリスト)

最近では世間からも注目されるようになってきた。世界にメッセージを届け、人々の助けになるべく、仕事の幅を広げようと努めている。とはいえアンジェリーナ・ジョリーと会えたのは想定外だった。

アンジェリーナは素晴らしい人だ。彼女もまた、子供たちを助けるために、子供たちと共に働いていることに、僕は感銘を受けた。アンジェリーナと話をし、アムネスティ・インターナショナルの子供の権利に関する本『権利を知り、主張しよう――若い人たちのためのガイド』の仕事を一緒にやれたのは素晴らしい体験だった。

今の最大の夢は、平和になったシリアに戻り、国の再建に力を貸すことだ。勉強して大学に行きたいし、シリアで友人たちと一緒に生活したい。

昔はプロのサッカー選手になりたかったけれど、戦争でその夢は断たれた。だから今は、教育を受けて、ほかの若い人たちが声を上げるのに力を貸すすべを見つけたい。

シリア内戦が終わっても報道には携わり続けたい。リビアやイエメンといった国々には今も苦しんでいる人々がいる。戦争は僕の国だけで起きているわけではない。

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