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レブロンの演技は一見の価値あり、『スペース・プレイヤーズ』は軽いが及第点

All Jammed Together

2021年8月27日(金)18時04分
サム・アダムズ(スレート誌映画担当)

キャラクター同士の遭遇も特に印象的な場面はなく、同じ棚に無造作に並べられたおもちゃのよう。彼らが現実社会で共存できる場所は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーというブランドだけだ。当然ながら、『スペース・プレイヤーズ』は劇場公開と同時に、同社の配信サービスであるHBO・Maxでも配信された。

それでも前作よりはるかに洗練された作品に仕上がったのは、ジェームズにジョーダンの50倍は俳優の素質があることも大きな理由だが、それだけではない。関連性のない知的所有物を詰め込んだ袋を脚本家に渡してストーリーを作らせることは、最近の典型的な手法でもある。

ルーニー・テューンズの世界が私たちの世界に侵入するのではなく、主人公がルーニー・テューンズの世界に吸い込まれるという設定は、2021年にぴったりだ。私たちはみんな、サーバーという宇宙の住人だから。

©2021 The Slate Group

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