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カタルーニャ州の独立問う住民投票、ロシアがSNSを通じて介入か

2017年11月14日(火)16時28分

11月13日、スペイン政府は、先月カタルーニャ州で実施された独立の是非を問う住民投票に、ロシアを拠点とするグループがソーシャルメディアを通じて介入し、スペインの不安定化を促したとの認識を示した。写真は拘束された独立主導者の解放を求める独立支持派のデモ。11日にバルセロナで撮影(2017年 ロイター/Albert Gea)

スペイン政府は13日、先月カタルーニャ州で実施された独立の是非を問う住民投票に、ロシアを拠点とするグループがソーシャルメディアを通じて介入し、スペインの不安定化を促したとの認識を示した。

デコスペダル国防相とダスティス外相が明らかにした。

ロシアの公的・民間部門のグループとベネズエラのグループが、ツイッター、フェイスブックなどを通じて独立派の主張をけん伝し、世論を操作したとしている。

カタルーニャ州の独立支持派は、ロシアの介入を否定している。

デコスペダル国防相は「(介入の)多くは、ロシアの領土から行われたものだ。こうした公共・民間のグループは欧州の不安定化を狙っている」と発言。

ダスティス外相も「証拠はある」とし、ロシアにこの問題を通知したことを明らかにした。

ロシアは、他国の選挙への介入を繰り返し否定している。

[ブリュッセル 13日 ロイター]


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