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イスラエル軍、ラファ地上作戦控え空爆強化
2024年04月26日(金)12時17分
4月25日、イスラエルはパレスチナ自治区ガザ南部ラファへの侵攻を控え、空爆を強化している。写真はイスラエルによる住宅攻撃の現場を調べるパレスチナ人。ガザ地区のラファで撮影(2024 ロイター/Hatem Khaled)
Nidal al-Mughrabi
[カイロ 25日 ロイター] - イスラエルはパレスチナ自治区ガザ南部ラファへの侵攻を控え、空爆を強化している。
イスラエルは民間人を避難させ、ラファでの地上作戦計画を進める方針。
ガザの医療関係者によると、25日未明にイスラエル軍によるラファへの空爆が5回あり、地元ジャーナリストを含む少なくとも6人が死亡した。
イスラエル軍はガザ北部や中部、南部ハンユニスの東部への攻撃も再開した。イスラム組織ハマスの壊滅を目標に掲げるが、その方法は明らかではない。
イスラエル政府報道官は、戦時内閣がラファなどで残りのハマス勢力を破壊する方法を協議していると述べたが、侵攻がいつ承認されるかについては言及しなかった。
ノルウェー難民評議会の報道官によると、侵攻を恐れてラファから人々が去っているもよう。ユダヤ教の「過ぎ越しの祭り」が終わる30日以降に侵攻があると予想されているという。