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ユーロ圏総合PMI、4月も50超え1年ぶり高水準 サービス好調
2024年05月06日(月)17時58分
S&Pグローバルがまとめた4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.7で3月の50.3から上昇し昨年5月以来の高水準となった。フランクフルトの金融街、2月撮影。(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach/File Photo)
[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.7で3月の50.3から上昇し昨年5月以来の高水準となった。サービス業の好調が寄与し、好不況の分かれ目である50を2カ月連続で上回った。
速報値の51.4から上方修正された。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス業は3カ月連続で拡大した。昨年後半の失速局面は終わった」と述べた。
サービスPMIは53.3で3月の51.5、速報値の52.9を上回り、昨年5月以来の高水準となった。
先行きの見通しは全体的になお良好。雇用指数は52.3から53.5に上昇した。サービス企業は回復の持続を予想している。
デラルビア氏は「新規事業の増加、ここ11カ月で最大となる受注の伸びとともに、雇用の増加も加速している」と述べた。