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日銀保有国債は高水準、イールドカーブに作用続ける=展望リポート

2024年04月30日(火)14時32分

日銀は30日、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の全文を公表し、イールドカーブ・コントロール(YCC)が長期金利の形成にもたらした影響を定量的に示した。資料写真、日銀本店外観、2009年3月撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao)

Takahiko Wada

[東京 30日 ロイター] - 日銀は30日、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の全文を公表し、イールドカーブ・コントロール(YCC)が長期金利の形成にもたらした影響を定量的に示した。それによると、長期金利をおおむね1%下押ししていたと結論付けた。

3月にYCCを廃止したが、当面は国債保有残高は高水準で維持される見通しで、高水準の保有残高がイールドカーブ形成に作用し続けると指摘した。

ロイター
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