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キヤノンの御手洗会長、株主総会での賛成比率90.86%に
2024年03月29日(金)18時08分
キヤノンが28日に開いた株主総会の取締役選任議案で、御手洗冨士夫会長兼社長CEO(写真)の賛成比率が90.86%になったことが29日提出の臨時報告書で分かった。都内で2014年1月撮影(2024年 ロイター/Yuya Shino)
Shinichi Uchida
[東京 29日 ロイター] - キヤノンが28日に開いた株主総会の取締役選任議案で、御手洗冨士夫会長兼社長CEO(最高経営責任者)の賛成比率が90.86%になったことが29日提出の臨時報告書で分かった。昨年の株主総会では50.59%にとどまっていた。
昨年の株主総会ではキヤノンの取締役に女性がおらず、一部の機関投資家が問題視。御手洗会長ら取締役の賛成率低下の要因にもなっていたとされる。今年の総会では元消費者庁長官の伊藤明子氏が社外取締役として可決された。