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岸田首相はDappi疑惑を放置して衆院選を戦うのか
10月13日、自身もDappiによるデマの被害者である立憲民主党の森裕子議員は、河井事件にも触れながら、来たる総選挙で自民党が不正なネット工作をすることがないよう岸田首相に求めた。しかし首相は一般論を述べるに止まり、はっきりとした言明を行わなかった。
ステルス政治工作は民主主義の基盤を掘り崩す。工作合戦が公然と行われるようになれば、勝利するのは資金的に優位な強者だ。Dappi アカウントを運営していた法人の意図はまだ不明だが、状況的にはネット工作の可能性を示唆している以上、その実態は徹底的に解明されなければならない。そうした実態解明は、日本の民主主義の未来にとって重要な意味を持つだろう。
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