コラム
ユーラシアウォッチ 楊海英
ユーラシアウォッチ 楊海英

なぜ台湾・金門島周辺で中国「漁民」の転覆事故が続くのか? 歴史で読み解く「金門・日本有事」

<中台が対峙する最前線の島・金門島周辺の海域で、中国漁船の転覆事故が立て続けに起き、緊張が高まっている。歴史から読み解く「金門有事」と「日本

2024.03.16
ユーラシアウォッチ 楊海英

旧植民地の心の傷に思いを馳せない日本の出版社

<大手出版社の集英社が刊行している創業95周年記念企画「アジア人物伝」の最終巻が、李登輝を「中国」の人物として記載していることに、台湾で反発

2023.11.04
ユーラシアウォッチ 楊海英

777年前に招待状を出したモンゴルを、ローマ教皇が訪問する本当の狙い

<ローマ教皇フランシスコが8月31日からモンゴルを訪問する。777年前に時のハーンが教皇あてに出した招待状に応えた......のではないが、

2023.08.26
ユーラシアウォッチ 楊海英

「チンギス・ハーンの子孫の国」へも越境法執行を始めた中国警察

<内モンゴル出身のモンゴル人作家が5月初め、訪問先のウランバートルから忽然と姿を消した。越境してきた中国警察によって拉致されたのだ。この拘束

2023.05.18
ユーラシアウォッチ 楊海英

上海で拘束された台湾「八旗文化」編集長、何が中国を刺激したのか?

<上海で中国当局に拘束された台湾「八旗文化」出版の編集長・富察氏に世界の注目が集まっている。何が中国当局を刺激したのか。自著の翻訳・出版で長

2023.05.01
ユーラシアウォッチ 楊海英

中国による台湾言論界の弾圧が始まった

<台北の出版社の編集長を務める満州人男性が3月、訪問先の上海で中国当局に拘束された。中国中心史観に異議を唱える書籍の出版を続けてきたことが、

2023.04.21
ユーラシアウォッチ 楊海英

ウクライナ戦争は欧米と日本の「反ロ親中」思想が招いた

<ロシアが社会主義を捨てても邪険にされた一方で、中国の反人道主義を許したツケ> ロシアがこのほど隣国ウクライナに侵攻したのは、欧米と日本が冷

2022.03.16
ユーラシアウォッチ 楊海英

「人権侵害は痛くもかゆくもない」日本の根底にある少数民族軽視とアジア蔑視

<あいまいな対中非難決議から国際社会が読み取る2つのこと> 日本の衆議院は2月1日に奇妙な決議を賛成多数で採択した。俗に「対中非難決議」とも

2022.02.08
ユーラシアウォッチ 楊海英

運営停止に追い込まれた香港民主派メディアが筆者に語ったこと

<中国共産党の自治政策を話し合った時に飛び出した「香港民族」の矜持> 2021年暮れの12月29日早朝、香港政府は200人もの警察を動員し、

2022.01.15
ユーラシアウォッチ 楊海英

台湾有事勃発のシナリオ――中ロはこうして日本を「沈没」させる

<中ロ艦隊が日本列島を周回した挑発行為は「グアム・台湾奇襲作戦シミュレーション」との憶測が> 旧日本軍による真珠湾攻撃から80 年が過ぎた今

2021.12.11
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    「自然は残酷だ...」動物園でクマがカモの親子を捕食...止めようと叫ぶ子どもたち

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    「真の脅威」は中国の大きすぎる「その野心」

  • 5

    デモを強制排除した米名門コロンビア大学の無分別...…

  • 6

    いま買うべきは日本株か、アメリカ株か? 4つの「グ…

  • 7

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 8

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 9

    中国軍機がオーストラリア軍ヘリを妨害 豪国防相「…

  • 10

    翼が生えた「天使」のような形に、トゲだらけの体表.…

  • 1

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 2

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 3

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 4

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 5

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 6

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 7

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 8

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中