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ベトナムと日本人

ヨシヒロミウラ|ベトナム

ベトナムメディアは東京五輪をどう見てる?

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東京五輪開幕を1週間前に控えた頃から、やっとベトナムのメディアでは東京五輪についての報道が増え始めました。

東京五輪の開催ムードがベトナムのメディア上でも高まって来た!という訳です。

また、東京五輪は明るいニュースとして報道され、否定的なニュースは報道されていません。

しかし、実際はオリンピックを楽しみにしているベトナムの人々はそう多くはないですね。

それもそのはず、現在のベトナムは新型コロナの第4波がいまだ終わらず、さらに今までと様相が違う長期戦に突入し、

ニュースの中心はやはりコロナ関連です。

ベトナム南部のホーチミン市内は感染爆発、医療崩壊が起こり、

今まで新型コロナの抑込みに成功し続けていたベトナムですが、

第3波までとは違う新型コロナの抑込み対策が求められています。

また中部のダナン市、北部の首都ハノイでも感染が増え始め、不要不急の外出が禁止されている状況です。

ダナン市、ハノイ市がホーチミン市のような感染爆発が起こるのを阻止しなければという緊迫した状況です。

そんなベトナムの感染状況下で、メディアは感染者数や食料状況、ワクチン接種状況を刻々と報道しますが、

その深刻なニュースの合間に、「オリンピック開幕」というちょっと微妙?だけど明るい話題を振りまいています。

見ると気が重くなるニュースが多い中、明るいニュースはストレスを軽減してくれるものなんだなと実感しています。

海外では、少なくともベトナムでは、日本国内で酷評するほどオリンピックの評判は悪く無いですよ!

今回はベトナムで実際に報道されている東京オリンピックのニュースを紹介します。

ベトナムで報道されている東京オリンピックのニュース

以下はべトナムの国営TV放送局VTVのウェブサイトと放送で報道されている記事のツイッター投稿です。

記事はベトナム全土へ向けてウェブサイトとTVで報道されているものですが、

ベトナムでツイッターはメジャーなSNSではないため、いいねやリツイートが多くないのはそのためです。

東京オリンピックのメダルは使用済みのスマホやPCからのリサイクル金属で作られているという記事

日本でも話題になった、現代アートチーム「目[me]」の「まさゆめ」。

ベトナムでもかなり話題になりました。

オリンピック選手村で陽性患者が確認されたという記事。出場選手ではなく、選手村の感染予防対策はIOCから高い評価を受けていると書かれています。

選手村から、さらに3名の陽性患者が確認されたという記事。また、ウガンダからの選手が失踪した事も書かれています。

7月18日にベトナムの選手団が日本へ出発したと言うニュース。

18人の選手、25人のコーチや専門家、スタッフの43名で構成されています。

出場選手のスケジュールが書かれています。

選手の部屋にあるベッドが和紙で出来ている事がベトナムでも話題になりました。

アイルランド選手がベッドで跳んで丈夫であることを証明した動画も含まれています。

オリンピックの新しい競技である空手、スケートボード、サーフィン、スポーツクライミングを紹介しています。

ベトナムの国営テレビ局VTVがオリンピックの放送権を獲得したというニュース。

東京を紹介するオリジナルの動画!?

各種目のアイコンが細かく作られていると紹介しています。

福島県の郵便局ががベトナムを応援する福島とベトナムの友好記念セットを販売したという記事です。

選手村のカンティーンで提供されている食事は、美味しく栄養価の高い食事が提供されていると書かれています

オリンピックの放送スケジュールが書かれています。

オリンピックの専用レーンについての記事。オリンピックの渋滞を考えて作られました(しかし、新型コロナの影響でこのような全く渋滞が無い状態)と書かれています。ジョーク投稿っぽいですね(笑)。


7月23日 午前にベトナムから男女1名づつ出場しているアーチェリーの試合の告知です。

女子アーチェリーの試合結果です。
人気のベトナム女子アーチェリー選手、ド ティ アイン グエット(Đỗ Thị Ánh Nguyệt)選手が注目されていました。

VTVが制作した東京五輪のイメージ動画です。

まとめ

以上のように、ベトナムから出場する選手について、日本について、オリンピック開催種目や選手の生活、放送スケジュールなどが報道されています。

新型コロナの感染を抑込みが出来ていない状態で開催する事について批判する報道は無く、「しょうがないね」といったムードが報道から感じられます。

また私の周りのベトナム人も、ほとんどが「まぁ、感染しないよう気を付けて試合をするしかないね」と言った感想の人が多いです。

しかし、「日本は新型コロナを完全に抑込めてないのに、オリンピックをするべきじゃない」という考えの友人もいました。

色々な考えが交差する今回の東京オリンピックは、人類の歴史の中で過去に例が無い、特別なオリンピックになるでしょう。

東京オリンピックでクラスターの発生が起こらない事を祈っています。

2013年、東京でオリンピックを開催が決定したとニュースで知った時の事、とてもうれしくて感激した事を、

私はいまでもすぐに思い出す事が出来ます。

本当にとてもうれしかった。

2020年が待ち遠しく、どんな未来になっているか想像してワクワクしました。

それくらいとても楽しみにしていた東京オリンピックが、新型コロナの世界的流行という、

厳しい環境下で行われる「コロナ五輪」になってしまい、とても残念です。

しかし私は出来るだけ良い思い出になるようにと願いながら、

今回の東京オリンピックをベトナムでベトナム人の友人たちや日本人の友人たちと、

ベトナムの国営放送VTVを見てオンラインで交流しながら、わいわい観戦するつもりです。

▼東京オリンピック2020関連記事

東京オリンピック関連記事です。併せてお読みください。

東京五輪 ベトナム代表選手を紹介します ①

東京五輪 ベトナム代表選手を紹介します ②

 

Profile

著者プロフィール
ヨシヒロミウラ

ベトナムハノイ在住。北海道江別市出身。武蔵大学経済学部経営学科卒業。2017年に国際交流基金日本語パートナーズとしてハノイに派遣。ベトナムの人々と社会に強く惹かれベトナム定住。現在進行形のベトナム事情を執筆。「ベトナムの日本人」と北海道江別市の情報サイト「江別市民ブロガーズ」も運営。自らベトナムと日本を繋ぐ活動も奮闘中。えべつ観光特使として北海道江別市の納豆をベトナムへ輸出コーディネイト成功。ベトナムと日本を北海道から繋げる活動的ライター。Twitter:@VietnamNihonjin

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