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英保健相、コロナ規制に理解求める 新変異株の感染力に危機感

2021年12月09日(木)18時35分

 12月9日、ジャビド英保健相は、新型コロナウイルス感染防止措置の実施で来年、さらに厳しい制限を発動せずに済むとの見込みを示した。ロンドンで11月30日、代表撮影(2021年 ロイター)

[ロンドン 9日 ロイター] - ジャビド英保健相は9日、新型コロナウイルス感染防止措置の実施で来年、さらに厳しい制限を発動せずに済むとの見込みを示した。スカイニュースに語った。

ジョンソン首相は8日、オミクロン変異株の感染拡大抑制に向け、イングランドでより厳格な制限措置を実施するとし、在宅勤務や公共の場でのマスク着用、ワクチンパスの運用を命じた。

ジャビド保健相は、新変異株「オミクロン」の感染は、研究されているどの変異株よりも急速に拡大しており、現在のペースだと年末までに国内感染者が100万人に達する可能性があると指摘。医療への過度な負担に歯止めを掛けるために政府は規制に踏み切ったと説明した。

「大半の人々が、今断固とした措置を講じることにより、この先の措置を回避できる可能性があると理解してくれると期待する」と述べた。1月にさらに厳しい措置を導入する可能性があるかとの質問に「そうならないことを願う」と答えた。

ロイター
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