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魅惑の摩天楼、香港フォト通信

マリエ|香港

大富豪「シュガーキング」による香港の絶景BAR 名前の由来を知って酔いしれて

(筆者撮影)

魅惑の摩天楼、香港フォト通信の第4回目は香港のお楽しみの一つ、ダイナミックな夜景が楽しめる絶景BARをぜひともご紹介したい。今回取り上げるのはホンハムの超穴場ホテルのケリーホテルにあるRED SUGAR。その店名の由来を知ればきっと美味しいカクテルと絶景にもっと酔いしれるはず。

ビクトリア湾を独り占めできるような壮大な夜景を見ながらグラスを傾けつまみをほおばる。これぞ香港の醍醐味。

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(筆者撮影)

●何故、お砂糖が店名についてるのか?

しかしながら思うはず、BARなのに何故RED SUGARってお砂糖(シュガー)の名前が入っているの?

BARらしからぬ名前だ。

ではその名前の由来を書いていきましょう。

このRED SUGARは2017年、香港で日本人が多く住むホンハムに出来たケリーホテルの7階にある。

ケリーホテルは住宅街にあるので普段の香港の姿が見れつつ、九龍で一番の繁華街、尖沙咀(チムサーチョイ)にも隣接しているので利便性が有りつつ、リゾート感が満喫できるので穴場のステイ場所としてお勧め。

このケリーホテルはシャングリラホテルの系列なのでモダンかつシンプルで非常に洗練されている。

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(筆者撮影)

そしてこのシャングリラホテルグループはロバート・クオック(郭鹤年)一族の持ち物である。ロバート・クオックはマレーシア華僑。一族は香港に在住している。

2020年度のフォ-ブス誌によれば推定資産は106億米ドル(約1兆1000億円)。

マレーシアで1番の富豪で、世界で104番目の金持ちと言われている。

一族はかつてマレーシアの砂糖市場の80%をコントロールし、世界の砂糖市場の1割を握ってきた。

ロバート・クオックがシュガーキングと呼ばれる由縁である。

余談ではあるが香港の英字紙、サウスチャイナモーニングポストもかつてロバート・クオック一族の配下にあった。後の2015年12月、中国のEコマース最大手のアリババがサウスチャイナモーニングポストを買収。香港のメディアをコントロールしたい中国の動きの一環で、中国とより密な関係を構築したいクオック家と利害が一致したと言われている。

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(筆者撮影)

●名前の由来を知って、さあ夜景とカクテルに酔ってほしい

世界の砂糖市場の10%を牛耳る一族による絶景BAR、RED SUGAR。

これぞ"The香港"の象徴である最高クラスの夜景を前にしてカクテルに酔う。シュガーの名前の由来を知った今、なおさらカクテルとつまみは最上のものになる。

いつまでもこの夜景に酔っていたい。在住者の間ではリピート率高しのBARで、旅行者ならRED SUGARですごした時間は貴重な思い出となるはず。必ず戻って来たいと思わせる魅惑のBARと断言してしまおう!

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(筆者撮影)

RED SUGARのある同じ7階には広東料理のレストランも入居している。店名は紅糖(ホントン)。糖(トン)は砂糖のこと。理由はもうお分かりだと思う。

こちらも素敵空間が広がるレストランなので香港に来たら必食の広東料理を味わって欲しい。

何気なく見ていた店名に一族の壮大なドラマが込められているワクワク感を、ご紹介した2店から是非味わって。

 

Profile

著者プロフィール
マリエ

香港在住の雑貨が大好きなフォトグラファー。大学卒業後、自動車会社、政府機関、外資企業にて広報担当。夫の転勤で香港に移住後、カメラに興味を持ち、日本人、外国人フォトグラファーに師事。現在、雑貨を可愛く撮るカメラ教室「Zakka Styling」を主宰。同時に家族写真、ロケーションフォトの依頼もこなす日々。

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