World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ヤンゴン在住日本人バンドEDOGAWA T/S

2019年11月YangonでのLIVE後、出演者お客さんとの集合写真

皆さんこんにちは。
ミャンマーでエンタメに励んでおります、新町です。
毎度のお知らせになります。

World Voice ミャンマーからお届する当ブログ、
「ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々」
今日で18日連続投稿中です。
引き続きミャンマーの魅力を毎日お届けしたいと思います。
良かったら他の投稿もよろしくお願いします。
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/shimmachi/

さて、今日の投稿は昨日の続きになります。
まだそちらを読んでいない方はこちらからどうぞ
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/shimmachi/2021/05/edogawa-ts.php

EDOGAWA T/S(エドガワタウンシップ、略してエドタン)
が2017年1月に結成されたのは昨日の投稿でも紹介しました。
結成より4年と4か月になる訳ですが、昨年の4月、ミャンマーもコロナによるロックダウンに入りメンバーの多くがそれぞれの仕事の都合により、一時帰国しました。
後にそのまま本帰国になったメンバーもいます。

そこから1年強、勿論LIVEは行えていません。
今はクーデタ―禍という事もありダブルショックでいつ活動が再開できるのか見通しもたたないところです。
ですが、メンバーとは連絡を取り合い、今や現役メンバーの数が多くなってしまった日本ではこれまで帰国したメンバーと含め、セッションなどの交流をしたりそれぞれで音楽活動をしたりしています。

因みにこれは私がずっと言い続けていることなんですが、これまでエドタンのメンバーとして認められた者は帰国した後も決して脱退はしていません。
あくまで「活動休止中」と私は言い張っています。
つまり再合流する可能性がみんな残っているんです。
実際帰国した後にミャンマーに来た折にまたLIVEをしたメンバーもいます。
もともと流動性が多いエドタンメンバーではあります。
そんな理由でエドタンのメンバーは総勢30名以上になります。
米米CLUBもビックリな大所帯ですね。
いつか全員を呼んでライブするのも楽しみの一つです。
エドタンはそんなバンドです。

過去のデータを調べてみたのですが、これまで38回、色んな形での演奏をやっていました。
残っていたデータを素にした数字なので実際はもう少し多かったのではないかと思います。
コロナまでの3年2か月でこれだけの回数ですから平均すると必ず月1でなにがしかの活動をしていたという事になります。

内訳は
単独ライブが20回、これはおもにBARやレストランの演奏です。
エドタンの話を聞きつけてお店のオーナーや店長が声をかけてきてくれるパターンも多くありました。
月一のレギュラーでやって欲しいという話もずっといただいていました。
ただ、あくまで本業が別にあるメンバーなので仕事の都合で月一必ずスケジュールを押さえるのは難しかった為これはおことわりしていました。
基本はライブの為にどこかで一度リハーサルしてからやるのがほとんどですが、急遽決まったライブなどはぶっつけ本番でやることもありました。

次に多かったのはイベントでの演奏、これが10回ありました。
イベントは様々です。
ヤンゴンの日本人達が行うパーティーでの演奏が一番多かったですが、企業イベントでの演奏などもありました。
何を隠そう、弊社のイベントでも演奏しています。
しかもその時は世界のダンサー甲田マリさんとコラボさせていただいています。
ミャンマー中の有名なアーティストが集まるとあるパーティーでも演奏をした事があります。
その頃はミャンマーでは超有名な歌手ニーニーキンゾウさんの後の演奏という事もあり、緊張した記憶があります。
しかもミャンマーの音楽業界関係者が沢山いる中での演奏でした。
あれも中々無い経験です。

そして対バン3回、他のアーティストの方と一緒にライブをしました。
全て日本人の方です。
遠い異国のミャンマーで日本人同士で対バンするという経験は何とも不思議で楽しい思い出です。

少し変わったリクエストで言うと送別会での演奏というのもありました。
ミャンマーから帰任される方へ歌を送って欲しいという事だったので。
アコースティック編成で演奏を行いました。
非常に喜んでいただくことが出来て私も嬉しく思ったのを覚えています。

そして以前このブログでもお伝えした、テレビでの出演が1回。
詳しくはそちらの投稿をご覧ください。
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/shimmachi/2021/05/post-10.php
TV番組用のライブイベントだったので凄く豪華な感じがしました。
私たちはオオトリのアーティストさんのバックバンドを務めた訳ですが、エドタンとミャンマー人ミュージシャンのコラボでした。

そしてこれも縁が会った依頼を受けたのですが、寄付により作られた学校の開校式のイベントで演奏するというのがありました。

子供達へ歌をプレゼントしたり、日本の歌を一緒に歌ったりととても楽しい会でした。
ヤンゴンから少し離れた村まで機材を一杯運んで演奏しました。

IMG_9525.jpg
開校式
での演奏の様子

そして最後が2020年3月に行う予定だった「Myanmar Sonic」のドキュメンタリー撮影でのライブ演奏。
これはある意味エドタンの集大成となった演奏になっています。
このイベントに関してはまた別の機会に詳しく語りたいと思います。

さて、いかがだったでしょうか。
こうして思い返してみると改めてエドタンというのは稀有で面白いバンドだなと思います。
ヤンゴンの日本人の中では知らない人はいないという程でしたが、ミャンマー人の中にもその名が浸透していったので今後の活動が凄く楽しみなバンドでした。
復活が望まれているところですが、何よりメンバー全員がまたライブがしたいとよく話しています。
やはりみんなエンターテイナーなんですね。

最後にそんな仲間達と去年リモートで作った動画を紹介します。
この曲は平原綾香さんと森崎ウィン君がミャンマーの事を想って作った曲です。
日本の歌番組でも演奏されたり、ミャンマーのドラマ(こちらは森崎ウィン君も出演しています)の主題歌にもなった曲です。
MOSHIMO
という曲で、コロナ禍にみんなでリモート演奏するMOSHIMOプロジェクトというのにエドタンも参加する形となりました。
これは平原さんや森崎君の公認の動画です。
是非聞いてみてください。
EDOGAWA T/Sで「MOSHIMO」
それではまた明日。


 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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