最新記事

宇宙

ヴァージン創業者ブランソン、11日に宇宙へ アマゾンのベゾスに先行

2021年7月2日(金)11時16分
英ヴァージン・グループ創始者のリチャード・ブランソン

英ヴァージン・グループ創始者のリチャード・ブランソン氏(写真)が率いる米宇宙旅行会社ヴァージンギャラクティックは1日、7月11日に実施する宇宙への試験飛行にブランソン氏が参加すると発表した。2019年10月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

英ヴァージン・グループ創始者のリチャード・ブランソン氏が率いる米宇宙旅行会社ヴァージンギャラクティックは1日、7月11日に実施する宇宙への試験飛行にブランソン氏が参加すると発表した。

宇宙旅行の事業化でライバル関係にある米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏は、自身の宇宙旅行会社ブルーオリジンが開発したロケットで7月20日に宇宙へ飛び立つ予定となっており、これに先行する形となった。

ブランソン氏が同社の「VSSユニティ」での飛行に成功すれば、民間の商業宇宙旅行の新時代の到来を告げる重要な節目となる。

ヴァージンによると、ブランソン氏が11日に行うミッションは、VSSユニティの22回目の飛行試験で、同社にとって4回目の有人宇宙飛行となる。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・前澤友作氏も仲間入り...7人の大富豪たちはなぜ宇宙を目指したのか
・NASAには宇宙飛行士のけんか対処法がある...対立を収めるプロの技術とは
・「お金配りおじさん」前澤友作、今度は月旅行の同乗者を8人募集


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

無視できない大きさの影響なら政策変更もあり得る=円

ビジネス

ECB当局者、6月利下げを明確に支持 その後の見解

ビジネス

米住宅ローン金利7%超え、昨年6月以来最大の上昇=

ビジネス

米ブラックストーン、1─3月期は1%増益 利益が予
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の衝撃...米女優の過激衣装に「冗談でもあり得ない」と怒りの声

  • 3

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離れ」外貨準備のうち、金が約4%を占める

  • 4

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 5

    「イスラエルに300発撃って戦果はほぼゼロ」をイラン…

  • 6

    中ロ「無限の協力関係」のウラで、中国の密かな侵略…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 9

    ヨルダン王女、イランの無人機5機を撃墜して人類への…

  • 10

    紅麴サプリ問題を「規制緩和」のせいにする大間違い.…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体は

  • 4

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 5

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 8

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 9

    帰宅した女性が目撃したのは、ヘビが「愛猫」の首を…

  • 10

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中