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火山噴火のトンガ、離島が救難信号 首都など深刻な被害も=国連
2022年01月18日(火)08時14分
1月17日、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋の島国トンガの離島から救難信号を受信したと明らかにした。写真は噴火する海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」。14日撮影のソーシャルメディア投稿動画より(2022年 ロイター/Tonga Geological Services)
[シドニー/ウェリントン 17日 ロイター] - 国連人道問題調整事務所(OCHA)は17日、海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋の島国トンガの離島から救難信号を受信したと明らかにした。
首都ヌクアロファがある本島のトンガタプ島では現時点で多数の犠牲者は出ていないとみられるものの、2人が行方不明と報じられており、ヌクアロファのほか島の西海岸沿いのリゾート地や住宅は深刻な被害を受けているという。
「さらなる火山活動の可能性を排除できない」とも指摘した。
OCHAは、ハーパイ諸島と連絡が取れておらず、救難信号が検知された海抜の低いフォノイ島とマンゴ島の2島が「特に懸念される」とした。トンガ政府によると、マンゴ島には36人、フォノイ島には69人が居住している。
こうした中、行方不明と報じられていた英国人女性が死亡したと、親族が英メディアに明らかにした。
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