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米英、ウクライナに兵器供給へ ロシアの軍備増強に対応
U.S. Senators Richard Blumenthal (D-CT), Chris Murphy (D-CT), Amy Klobuchar (D-MN), Jeanne Shaheen (D-NH), Kevin Cramer (R-ND), Rob Portman (R-OH) and Roger Wicker (R-MS) attend a news briefing following their meeting with Ukrainian President Volodymyr Ze
[キエフ/ロンドン 17日 ロイター] - ロシアがウクライナとの国境沿いで軍を増強している問題で、米英は17日、ロシアによる侵攻からウクライナを守るためにウクライナに兵器を提供すると発表した。
ウクライナを訪問している超党派の米上院議員らがウクライナのゼレンスキー大統領と会談。ブルメンタール上院議員は会談後、記者団に対し、「プーチン大統領は自身のキャリアで最大の過ちを犯した」とした上で、「(ロシアがウクライナに侵攻すれば)われわれは壊滅的な影響を与える経済制裁を課すが、さらに重要なのは、われわれがウクライナ人の命や生活を守るために必要な兵器を提供することだ」と述べた。
これらの兵器には対戦車ミサイル「ジャベリン」やスティンガーミサイル、小型武器などが含まれる可能性があるという。
また、英国のウォレス国防相も議会で「われわれはウクライナに対し軽装甲防御兵器システムを供給することを決定した」と指摘。最初のシステムは17日に供給済みで、少数の英関係者による短期間の訓練が行われるという。
供給する兵器の種類や個数は明らかにしなかったが、「戦略兵器ではないため、ロシアに脅威を与えることはない。自衛のために使用されるものだ」と語った。
さらにロシアのショイグ国防相を数週間以内にロンドンに招待し、危機に関して協議するとしたが、ロシア側が受け入れるかどうかはわからないとした。