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伊ウニクレディト、21年決算は予想上回る 第4四半期は赤字

2022年01月28日(金)17時53分

イタリアの銀行最大手ウニクレディトが発表した第4・四半期決算は一時費用の計上により赤字となったが、2021年通年では収入と調整後利益が予想を上回った。2017年6月撮影(2022年 ロイター/Stefano Rellandini)

[ミラノ 28日 ロイター] - イタリアの銀行最大手ウニクレディトが発表した第4・四半期決算は一時費用の計上により赤字となったが、2021年通年では収入と調整後利益が予想を上回った。

21年の収入は180億ユーロ(200億ドル)となり、160億ユーロ以上としていた自社予想を上回った。調整後利益は39億ユーロ、自社予想は37億ユーロ以上だった。費用は予想をやや下回った。

第4・四半期は赤字額が14億4000万ユーロと、同行が示したアナリストの平均予想(11億5000万ユーロ)を上回った。非中核資産の売却関連費用などが響いた。

21年決算を受けて37億5000万ユーロを株主に還元する方針を確認した。内訳は現金配当が11億7000万ユーロ、自社株買いが25億8000万ユーロ。

ウニクレディトはまた、独保険大手アリアンツとドイツ、イタリア、中東欧における保険提携の更新で合意したと発表した。これによりウニクレディトはアリアンツを通じで自社商品を販売することが可能になる。

ロイター
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