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JR東海、2期連続の最終赤字に コロナ禍長引き需要回復に遅れ
2021年10月27日(水)16時54分
東海旅客鉄道(JR東海)は27日、2022年3月期の連結純損益が300億円の赤字になる見通しと発表した。写真は2020年8月、東京駅の東海道新幹線ホームで撮影(2021年 時事通信)
[東京 27日 ロイター] - 東海旅客鉄道(JR東海)は27日、2022年3月期の連結純損益が300億円の赤字になる見通しと発表した。想定していたよりも緊急事態宣言の期間が伸び、運輸収入の回復が遅れているため。150億円の黒字予想が一転し、2期連続の最終赤字を見込む。前年は2015億円の赤字だった。
IBESがまとめたアナリスト13人の予測平均値は86億円の黒字だった。
連結売上高の見通しは1兆1150億円から前年比22.4%増の1兆0080億円に、営業利益は1060億円から370億円(前年は1847億円の赤字)に下方修正した。
併せて発表した21年4─9月期の連結純損益は444億円の赤字(前年は1135億円の赤字)だった。
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