ワクチン接種で分かった、バイデン政権でよみがえったアメリカ
私たちの経験は典型的な例だ。義母が神経質になったのは、親戚の医師がワクチン接種後、数日間体調を崩したせいでもある。
27歳の息子が2回接種を受けるという出来事もあった。近くの病院から、すぐに接種しないと使えなくなるワクチンの在庫があるので先着順に投与するという知らせがあり、息子は急いで病院に行き、接種を受けた。そして1週間前、今度は当局のスケジュールどおりに2回目の接種を受けた。
1回目の注射では腕がひどく腫れ、2回目の注射後は2日間嘔吐したと、息子は言った。若い人は免疫力が強いので、副反応が強く出る傾向がある。私と妻も義母の介護をしているので、義母の2週間後に1回目の接種を受けたが、息子と同様、接種後36時間ぐらい腕に強い痛みが出た。
義母は今日、巨大スタジアムで2回目の接種を受けた。前回よりも人が多かったが、軍のスタッフが行列をうまくさばいていた。私たちが目撃したウイルス接種プログラムの現場は、まともで有能な政府が戻ってきたことを示している。
2024年4月30日/5月7日号(4月23日発売)は「世界が愛した日本アニメ30」特集。ジブリのほか、『鬼滅の刃』『AKIRA』『ドラゴンボール』『千年女優』『君の名は。』……[PLUS]北米を席巻する日本マンガ
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
コロナ禍と東京五輪を挟んだ6年ぶりの訪問で、「新しい日本」を見た 2024.04.23
「トランプ大統領」の出現を19世紀に予見した男 2024.03.28
日本は尖閣沖の中国製漂流ブイを撤去せよ 2024.03.06
「ボストンを変えた」交響楽団に音楽監督として乗り込んだ小澤征爾が打ち破った上流社会の伝統 2024.02.28
まるで「対岸の花火」......日本人は金正恩の「ミサイル挑発」にどう向き合うべきか? 2024.02.06
フーシ派海賊攻撃と、国際秩序を不安定化させる「3体問題」 2024.01.23