World Voice

ダイバーシティ先進国ベルギーから観る欧州 LGBTQI 事情

ひきりん|ベルギー

視聴率男となったゲイコンビ♪ @ フランスの年越し歌番組

左: MIKA, © Georges Biard, CC BY-SA 3.0, 右: Stéphane BERN © L214, CC BY 3.0

2021年もあれよあれよという間に20日を数え、不肖私ひきりんの誕生日を迎えるに至りました。笑

World Voice 編集部より「2021年のキーパーソン、教えてください」というお題が出されましたので、それは「ひきりん」!と名乗りを上げるために、今日の誕生日まで我慢して鳴りを潜めていたという訳です。嘘です!笑

冗談はこれくらいにして、読者の皆さん、編集部の方々のご支援のお陰を賜りまして、有り難いことに年明け早々に別の新しい活動のオファーもいただいたりもしていますので、個人的にはまずまずの滑り出しではないかと感じています。

さてさて、そんな『月曜から夜ふかし』個人的ニュースレベルの話題はこれくらいにして、そろそろ真面目に本題に入ってみようと思います。

日本でも他の世界でも同じでしょうが、ヨーロッパ、ベルギーでも年明けから明るいニュースと言えばワクチン接種開始くらいですが、それを含め昨年から引き続きコロナ一色です。したがって、World Voice の年明け共通テーマ 「2021年のキーパーソン」のほうも各ライターさんともなかなか該当者を見い出すことが出来ないでいるようです。

僕もいろいろとアンテナを伸ばしてみましたが、「この人だ!」と思い浮かぶ人がなかなか見つかりません。日本の皆さんには誰か浮かびますか?

昨年11月から続くロックダウン、外出禁止措置によって、年明け以降、夫や買い物に行った際のお店の人を除いては、顔を合わせた人は家に遊びに来てくれた親友一人のみというくらい人との接触が限られることもあり、おしゃべりの機会もうんと少なくなってしまっていることも一つの原因でしょうね。オンライン上の新年の挨拶でも「コロナに気をつけて!」とか「コロナが収束することを祈って!」というような締めくくりになってしまいますし、ニュースをチェックしてもコロナ関連に覆い尽くされてしまっています。

クラシック音楽好きな僕ら夫夫(ふうふ)は元旦のウィーンフィルのニューイヤーコンサートを楽しみましたが、それ以外は一部のストリーミング配信を除き全てのコンサートがキャンセル(昨年3月中旬以降ずっと)。映画も含めエンタメもほぼ全滅です。

昨年は、僕が中学、高校時代に親しんだポップス界のレジェンド、Pet Shop Boys(『West End Girls』『It's A Sin』『Go West』など)、A-ha(『Take on me』が大ヒット)のブリュッセル公演が予定されていましたが、どちらも延期となり、それぞれ今年4,5月に振替されていますが、現在の世界のコロナ感染状況を鑑みると、再延期の可能性大です(A-haの日本公演は、2020年3月→21年1月→22年1月と再延期決定)。

Profile

著者プロフィール
ひきりん

ブリュッセル在住ライター。1997年ドイツに渡り海外生活スタート、女性との同棲生活中にゲイであることを自覚、カミングアウトの末に3年間の関係にピリオドを打つ。一旦帰国するも10ヶ月足らずでベルギーへ。2011年に現在の相方と出逢い、15年シビル・ユニオンを経て、18年に同性婚し夫夫(ふうふ)生活を営み中。

ブログ:ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記 

Twitter:@hiquirin

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