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ヨーロッパ経済

コロナ禍のEU経済を史上最悪の不況が襲う

2020年5月13日(水)15時40分
ニューズウィーク日本版編集部

欧州ではこれまでに150万人以上の感染が確認されている RAWF8/ISTOCK

<ロックダウン対応で経済活動が休止状態となったEU加盟諸国。2020年のEU全体の経済成長率はマイナス7.5%の見込み>

EUは5月上旬、コロナ禍がEU史上最悪の景気後退をもたらすとの見通しを示した。

EU加盟諸国の経済活動は、ロックダウン(都市封鎖)などの対応により3月半ばまでに休止状態となった。

その影響で、今年上半期、特に第2四半期に生産活動が収縮。EU加盟27カ国全体の今年の経済成長率はマイナス7.5%となり、失業率は昨年の6.7%から9%に上昇するとみられる。

欧州ではこれまでに150万人以上の感染が確認され、約14万人が死亡した。

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本誌2020年5月19日号13ページより

<本誌2020年5月19日号掲載>

【参考記事】ヨーロッパの「感染ピーク越え」は幻想なのか
【参考記事】ポスト・コロナの世界経済はこうなる──著名エコノミスト9人が語る

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