最新記事

ゴルフ

全米オープン観戦記 ラグジュアリー「ゴルフ観光」の裏にレクサスあり

PR

2018年7月13日(金)13時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ 広告制作チーム

<6月にニューヨーク州ロングアイランドで開催されたゴルフ・メジャー大会の1つ、全米オープン。世界中からビジターが集まる一大イベントの会場には、ゴルフ好きにはたまらない工夫が随所に施されていた>

レクサスが、ゴルフの一大イベントである全米オープンの公式スポンサーを、ロレックス、アメリカン・エキスプレスなどと並んで務めている。今年6月、アメリカを代表する名門ゴルフクラブ「シネコック・ヒルズ・ゴルフクラブ」で開催された第118回全米オープンの模様をリポートする。

「シネコック・ヒルズ」があるのは、ニューヨーク市から北東の方向に伸びるロングアイランドという両側を海に挟まれた半島。郊外暮らしを選びニューヨークに通勤するタイプの住民と、週末をビーチのそばの別荘で過ごす人たちが住む、緑あふれる美しい場所だ。

とりわけ高級別荘地として知られるサウサンプトンに「シネコック・ヒルズ」はある。1891年オープンと、アメリカ最古の由緒あるゴルフコースは、ロングアイランドの自然を生かした美しいコースだが、丘陵の起伏が激しく、この時期の寒暖差、また海からの風もあって、難易度の高いコースとしても知られている。1896年に初めて全米オープンの会場になって以来、1986年、1995年、2004年に続く、5回目の開催だ。

近年加熱するゴルフ観光ブームにあって、全米オープンは、スポーツ好きのニューヨーカーだけでなく、世界中からビジターたちが集まる一大イベントだ。ニューヨーク市からは、ロングアイランド鉄道という電車に乗るか、車であれば、ロングアイランド・エクスプレスウェイという高速道路を走ってサウサンプトンを目指す。

lexusgolfTU180713-2.jpg

アプリで位置確認、ファン・セントラルで充実体験

現地に到着すると、ネイティブ・アメリカンのシネコック族が暮らしていた土地の歴史にちなんでデザインされたロゴに出迎えられる。会場に飛ぶWi-Fiの電波を利用して、公式アプリをダウンロードし、ゲームを観戦した。

lexusgolfTU180713-3.jpg

お目当ての選手がいれば、それについて動くもよし。複数の選手を観戦したければ、公式アプリで各選手の位置情報を確認しながら動けばいい。アプリではリアルタイムのスコアやプレーの一部をライブで見ることができる。また、試合前の選手がパターやショットの練習をする「プラクティス・コーナー」は選手の姿を見る場所として穴場である。

アプリを使って、タイガー・ウッズやフィル・ミケルソン、昨年チャンピオンのブルックス・ケプカといった人気選手、レクサスがスポンサーする松山英樹選手などの動きを追った(ケプカは今大会で、29年ぶりに2年連続全米オープン優勝の快挙を成し遂げた)。

2009年に一連の女性スキャンダルを受けて無期限のツアー欠場を決め、その後も負傷などで不調だったタイガー・ウッズは3年ぶりの出場。決勝進出はかなわなかったものの、相変わらずの人気で本人の姿が見えないほどだった。

フィル・ミケルソンが、3日目に13番ホールのパターで動いているボールを打ったときには(2打罰のペナルティを受けた)、大きなざわめきが会場全体に鳴り響き、ライブ観戦ならではの臨場感。松山英樹選手が4日目に巻き返しに転じたことを目撃できたのも収穫だった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

G7外相、イスラエルとイランの対立拡大回避に努力=

ワールド

G7外相、ロシア凍結資産活用へ検討継続 ウクライナ

ビジネス

日銀4月会合、物価見通し引き上げへ 政策金利は据え

ワールド

アラスカでの石油・ガス開発、バイデン政権が制限 地
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離れ」外貨準備のうち、金が約4%を占める

  • 3

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負ける」と中国政府の公式見解に反する驚きの論考を英誌に寄稿

  • 4

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 5

    「韓国少子化のなぜ?」失業率2.7%、ジニ係数は0.32…

  • 6

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 7

    日本の護衛艦「かが」空母化は「本来の役割を変える…

  • 8

    中ロ「無限の協力関係」のウラで、中国の密かな侵略…

  • 9

    毎日どこで何してる? 首輪のカメラが記録した猫目…

  • 10

    便利なキャッシュレス社会で、忘れられていること

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人機やミサイルとイスラエルの「アイアンドーム」が乱れ飛んだ中東の夜間映像

  • 4

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 7

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 8

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 9

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 10

    大半がクリミアから撤退か...衛星写真が示す、ロシア…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中