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メディア米バズフィードがハフポスト買収 コロナ禍で広告獲得苦戦のネットメディア、再編加速
米オンラインメディアのバズフィードは、ベライゾン・コミュニケーションズ傘下の同業ハフポストを買収したと発表した。具体的な条件は明らかにされていない。ニューヨークで2014年1月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
米オンラインメディアのバズフィードは19日、ベライゾン・コミュニケーションズ傘下の同業ハフポストを買収したと発表した。具体的な条件は明らかにされていない。
バズフィードとハフポストは、将来のメディアを体現したものと高い評価を集めたが、アルファベット子会社グーグルやフェイスブックなど巨大IT企業との広告獲得競争で苦戦を強いられ、1つにまとまる道を選んだ形だ。
今後両社は双方のプラットフォームで横断的にコンテンツを配信し、さまざまな収益機会を模索するとともに、広告事業も強化するという。
ベライゾンは、統合後の新会社に出資し、少数株を取得する。同社はメディア資産をうまく成長させることができず、2018年には46億ドルの減損処理を強いられたほか、昨年はブログサービスのタンブラーを売却した。
独立系オンラインメディア業界では、ボックス・メディアが昨年、老舗出版社で幾つかのオンライン資産を持つニューヨーク・メディアを買収。ヴァイス・メディアもミレニアル世代の女性向けメディア「リファイナリー29」を取得するなど、広告獲得力強化に向けた再編が加速している。
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