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【写真特集】「自粛」が可視化した東京の現実
TOKYO UNDER “SELF-RESTRAINT”
Photographs by TAKESHI TOKITSU
2020年11月21日(土)14時40分
4月29日、銀座/大通りで托鉢する僧侶。群衆が消え、むき出しになった都会のコンクリートの表層と、古風ないでたちのミスマッチが奇妙な空間をつくり出していた
5月1日(上)、同13日(下)、いずれも新宿/3月末から正式に運用が始まった羽田空港新ルート。都心の低空を横切る飛行機の爆音と街の静けさが異様なコントラストを描いていた
7月16日、新宿/上映10分前の映画館。クラスター対策として、リアル空間のエンターテインメントが延期・中止となる一方で、オンラインによる配信など新たな形の表現が生まれつつある。文化として根付いていくのだろうか
Photographs by Takeshi Tokitsu
撮影:時津 剛
1976年、長崎市生まれ。東京都立大学法学部政治学科卒。都市や人、現代社会をテーマに作品制作を続けている。写真展に『DAYS FUKUSHIMA』(2012年)、『CELL』(2018年)、『45seconds』(2019年)など。東京都在住。 本作は、新作写真集『東京自粛 COVID-19 SELF-RESTRAINT, TOKYO』(PLEASE刊)からの抜粋。同名の写真展は東京・新宿のギャラリーPLACE Mで11月30日から12月6日まで開催。11月28日、東京・田原町の書店 Readin'Writin'BOOKSTOREで、写真集出版記念イベント時津剛×北原徹対談「コロナ禍が収められた写真群に想うこと。写真を知る」を開催
<本誌2020年12月1日号掲載>
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