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マリウポリ製鉄所からウクライナ兵退避開始、捕虜交換へ

2022年05月17日(火)10時44分

 5月16日、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所(写真)から、負傷したウクライナ兵53人がロシア支配下にある東部ノボアゾフスクの病院に搬送された。ウクライナのマリャル国防次官が明らかにした。15日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

[キーウ(キエフ)/マリウポリ(ウクライナ) 16日 ロイター] - ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から16日、負傷したウクライナ兵53人がロシア支配下にある東部ノボアゾフスクの病院に搬送された。さらに211人の兵士が、親ロシア派勢力が支配するオレニフカの町に移送された。

ウクライナのマリャル国防次官が明らかにした。退避した兵士は全員、捕虜交換の対象になるという。

これより先、ロシア国防省は同製鉄所から負傷兵を退避させ、ノボアゾフスクの病院に搬送することで合意したと発表。人道回廊が開かれ、負傷兵を搬送中だと明らかにしていた。

ロイター記者は、ウクライナ兵を乗せたバス5台と装甲兵員輸送車1台が16日にノボアゾフスクに到着するのを確認した。一部兵士は担架で病院に運び込まれた。

*動画を付けて再送します。

ロイター
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