ニュース速報

ワールド

米、南部中心にコロナ感染拡大継続 マイアミで夜間外出禁止令

2020年07月04日(土)05時30分

米フロリダ州のマイアミデイド郡は3日、夜間外出禁止令を発令したほか、カジノや劇場などの営業再開を延期した。写真は3日、マイアミで撮影(2020年 ロイター/Elizabeth Feria)

[3日 ロイター] - 米国でサンベルト地帯と呼ばれる南部地域を中心に新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない中、フロリダ州のマイアミデイド郡は3日、夜間外出禁止令を発令したほか、カジノや劇場などの営業再開を延期した。

同郡のカルロス・ヒメネス郡長は4日の独立記念日の祝日を前に、午後10時から午前6時までの外出禁止令を無期限で発令し、3日に予定していたカジノや劇場などの営業再開の延期を決定。「お互いの生きる権利、自由、幸福を尊重することで独立記念日を祝おう」と呼び掛けた。

全米50州のうち37州で感染者数が増加しており、フロリダ州でこの日に確認された新規感染者数はこれまでのところ9488人。2日は1万人を超え、これまでで最悪の水準となったほか、欧州の感染拡大最悪期のペースも超えた。

ロイターの分析によると、フロリダ州の新型ウイルス検査の陽性率は16%と、1カ月前の4%から上昇した。世界保健機関(WHO)は陽性率5%を懸念の目安としている。

感染はフロリダ州のほか、アリゾナ州やアラバマ州など他の南部地域でも拡大。この日の新規感染者数はアリゾナ州で4433人、アラバマ州で過去最悪となる1754人となった。アリゾナ州では成人用集中治療室(ICU)の占有率は2日時点で91%となっている。

米国全体では2日に確認された新規感染者数は5万5000人を超え、1日の感染増加ペースとしては世界で最悪となった。米国の感染による死者数は約12万9000人と、全世界の約4分の1に相当する。

こうした中、トランプ大統領は独立記念日を前に3日、中西部サウスダコタ州にあるラシュモア山を訪問。歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれた景勝地で花火を鑑賞する。感染拡大が懸念される中、花火大会には大勢の人出が予想されている。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

日経平均は反発し420円高、米株高を好感 修正買い

ビジネス

楽天、1-6月期は274億円の純損失 売上収益予想

ビジネス

ソフトバンクG、20年4―6月期純損益は1.25兆

ビジネス

街角景気、7月は前月比+2.3ポイント 企業・雇用

MAGAZINE

特集:人生を変えた55冊

2020-8・11号(8/ 4発売)

コロナ自粛の夏休みは読書で自分を高めるチャンス──世界と日本の著名人が教える「価値観を揺さぶられた本

※次号は8/18(火)発売となります。

人気ランキング

  • 1

    トランプTikTok禁止令とTikTokの正体

  • 2

    日本人の「集団主義」「同調圧力」には良い面も悪い面もある

  • 3

    日本は事実上の「学生ローン」を貸与型の「奨学金」と呼ぶのをやめるべき

  • 4

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは.....…

  • 5

    米大統領選、バイデン勝利率は65% ここにきてトラン…

  • 6

    モーリシャスが環境緊急事態宣言 日本船の燃料流出…

  • 7

    「私は恵まれていたが、ディケンズで社会の不平等を…

  • 8

    韓国サムスン、インドのスマホ市場で巻き返し 反中…

  • 9

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 10

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティ…

  • 1

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 2

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず

  • 3

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 4

    『レオン』が描いた少女の性と「男性目線」

  • 5

    K-POPも韓流ドラマも実は世界で売れていない? 韓国…

  • 6

    陽性者急増、名古屋の医師が懸念する「市中感染」の…

  • 7

    再開は早過ぎた?クルーズ船でクラスター発生、寄港…

  • 8

    【レバノン大爆発】日頃の戦争を上回る最大の悲劇に…

  • 9

    地球上で最も天体観測に適した場所が特定される──し…

  • 10

    中国に「無関心で甘い」でいられる時代は終わった

  • 1

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず

  • 2

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 3

    中国・長江流域、豪雨で氾濫警報 三峡ダムは警戒水位3.5m超える

  • 4

    中国から米国に「謎の種」が送りつけられている.....…

  • 5

    韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット …

  • 6

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 7

    宇宙観測史上、最も近くで撮影された「驚異の」太陽…

  • 8

    アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

  • 9

    戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

  • 10

    中国のスーパースプレッダー、エレベーターに一度乗…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!