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北朝鮮、来年から医療ツーリズム提供へ 中国観光客の利用期待

2019年12月06日(金)18時50分

12月6日、北朝鮮が来年から、医療ツーリズムを提供する計画だ。写真は北朝鮮国旗。ジュネーブで2014年10月撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)

[ソウル 6日 ロイター] - 北朝鮮が来年から、医療ツーリズムを提供する計画だ。主に中国人が対象になるとみられるが、外国人向けに白内障手術やインプラント、腫瘍の治療などを提供する。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は6日、新たな国営会社Treatment Tourism Exchange Corporationが最近発足したのは「医療を含む観光需要の高まりを生かす」のが狙いで「国際的な潮流に合致する」と報じた。

新会社は温泉の近くで営業する。温泉は、神経痛、関節炎、心臓や皮膚の病気の緩和に効果があるという。

民間向け観光は、制裁の対象になっていない数少ない分野の一つ。

今年は中国から35万人もの観光客が北朝鮮を訪れ、1億7500万ドルに上る観光収入を当局が得たとの分析もある。

金正恩朝鮮労働党委員長は前月、自律的経済の確立に向けた目玉事業の一つである、完成間近の温泉リゾートを視察している。

北朝鮮大学院大学(ソウル)のヤン・ムジン教授は、北朝鮮の医療ツーリズム推進は、進展を誇示する狙いのプロパガンダと指摘し、一部の中国観光客にアピールする可能性があるとの見方を示した。

ロイター
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